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逆転のヤンキース 終盤の大逆転で先勝

 レンジャーズ戦の8回、勝ち越し打を放つヤンキースのテムズ=レンジャーズ・ボールパーク(AP=共同)
 レンジャーズ戦の8回、勝ち越し打を放つヤンキースのテムズ=レンジャーズ・ボールパーク(AP=共同)

 「ア・リーグ優勝決定シリーズ・第1戦、レンジャーズ5-6ヤンキース」(15日、アーリントン)

 ア・リーグの第1戦を行い、ヤンキース(ワイルドカード)がレンジャーズ(西地区)に6‐5で先勝した。ワールドシリーズ連覇を目指すヤンキースは先発サバシアが4回5失点で降板したが、1‐5の八回に5長短打などで5点を奪って逆転した。

  ◇  ◇

 「逆転のヤンキース」が終盤に目覚めた。1‐5の八回、9番ガードナーが一塁への打球で投手のベースカバーが遅れたところを猛然とヘッドスライディングし、内野安打。これを機に計5安打2四球、5点を奪って逆転。敵地での第1戦をものにした。

 まさに畳み掛ける攻撃だった。この回無死一塁から、ジーターの適時二塁打でレンジャーズの先発ウィルソンを降板させると、救援陣を攻めた。満塁からロドリゲス、カノの連続適時打で同点。なお一、三塁でテムズが左前打し、勝ち越した。

 今季はレギュラーシーズンの95勝のうち48勝が逆転勝ち。地区シリーズの第1戦では3点差からひっくり返し、勢いづいた底力を発揮した。

 ジラルディ監督は「(八回の逆転劇は)チームにとって大きい。打線がよくつながり、素晴らしかった」と満足げだった。

(2010年10月16日)






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