東京中日スポーツ 55周年企画
55周年イヤーの記念事業や紙面企画をご紹介します
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 速報ニュース一覧 > 記事
【サッカー】W杯招致でFIFA理事金銭要求 英紙が報じる2010年10月17日 12時57分 【ロンドン共同】17日付の英紙サンデー・タイムズ(電子版)は、サッカーの18年と22年のワールドカップ(W杯)招致で国際サッカー連盟(FIFA)理事会メンバー2人が、招致を目指す米国のロビイストを装った同紙記者に、投票の見返りに多額の金銭を要求したと報じた。 同紙によると、アダム理事(ナイジェリア)は個人的計画のために50万ポンド(約6500万円)を要求し、うち半分は前金での支払いを求めた。同紙は隠し撮りした映像や音声も公開。米国が18年招致から撤退する前の9月にカイロで面談した際、同理事は18年招致で米国への投票を保証した。 テマリイ副会長(タヒチ)はスポーツ学校への融資として150万ポンド(約1億9500万円)を求めた。同副会長は他の二つの招致国の支援者からもオファーを受けたことを明かした。 2人の行為はFIFA規定違反で、同紙は開催地決定までの過程の正当性に疑問を投げ掛けた。日本が22年に立候補している両大会の開催地は12月2日のFIFA理事会で決まる。
|