初日舞台あいさつを行った(手前左から)北大路欣也、綾瀬はるか、藤原竜也、石原さとみ、片平なぎさ(奥左から)日村勇紀、大野拓朗、阿部力、平山あや、武田真治、石井正則、中田秀夫監督=東京・有楽町の丸の内ピカデリー
俳優・藤原竜也(28)が16日、都内で行われた映画「インシテミル 7日間のデスゲーム」の公開初日舞台あいさつに登場し、同作が世界28の国と地域で公開されることを発表した。
同作は男女10人が現金獲得のために殺人ゲームを繰り広げるミステリー。藤原や北大路欣也(67)、綾瀬はるか(25)ら豪華出演者10人が共演することで話題を呼んでいる。
アジアで絶大な人気を獲得している藤原と、「リング」や「仄暗い水の底から」などのジャパニーズ・ホラーで世界的地位を築いた中田秀夫監督(49)のタッグが注目を集め、公開前よりアジアを中心にオファーが殺到。28の国と地域で配給が決定した。日本公開直後に香港、台湾、シンガポールなどで公開され、フランス、オランダなど欧州でも順次公開される。
また、配給元のワーナー・ブラザースが邦画を世界配給するのも初めて。異例のフィーバーぶりに藤原は満面笑み。「監督には数ミリ単位で動きや声の音程をチェックしてもらって作り上げました」と作品の出来栄えに自信をみせていた。
(2010年10月17日)