保護責任者遺棄致死罪などで懲役2年6月の判決を受け控訴中の元俳優、押尾学被告(32)の弁護団が17日、高級外車ベンツの分割購入代金の未納で、被告が名古屋の信販会社から東京地裁に提訴された民事裁判について、争う姿勢がないことを明かした。
被告は08年に約950万円のステーションワゴンを購入。毎月約15万円ずつ支払う予定だったが2月分以降、未払いで督促にも応じなかった。信販会社は車の引き渡しと残額計630万円の支払いを求めている。弁護団は「29日の判決に従う」と説明。押尾被告は出廷しない。車は「友人宅に預けている」という。また押尾被告の近況について「15日に会ったとき、長髪だが襟足のところがスッキリしていた」と散髪したことを明かした。