あちこちのサイトでかき集めたファイルをスマートに整理したければ、「タグ」による分類を利用するのがオススメだ。ここでは、高速なファイル検索ソフト「Everything」と特製のAutoHotkeyスクリプトで、タグによるファイル管理を行うテクニックを紹介する。
AutoHotkeyの本体をインストールする。コンポーネント選択画面では「Enable drag & drop onto~」にチェックを入れておこう
Everythingをインストールする。コンポーネント選択画面のチェックボックスは、そのままで構わない。インストール先フォルダは、特にこだわりがなければ変更しないでおこう
Everythingの言語パックをインストールしよう。インストーラ版の場合は、実行して「Install」を押すだけでOKだ
Everythingの言語パックをインストールしよう。インストーラ版の場合は、実行して「Install」を押すだけでOKだ
「General」ページの「Language」で「日本語」を選択し、「OK」を押せば、インタフェースが日本語化されるぞ
「ボリューム」や「除外」のタブで、検索対象にするドライブや、除外するファイル名のルールを設定できる。検索する必要がないドライブは、「メディアを確認」のチェックをオフにしておこう
普通にEverythingで検索を行うには、タスクトレイのアイコンなどからウインドウを表示して、キーワード欄に検索語句を入力すればいい。1文字タイプするごとに、その文字列を含むファイルが即座に表示されるぞ
特製スクリプトをコピーして、名前をファイルに付加したいタグ(キーワード)にリネームしよう
詳細な動作設定を行いたい場合は、特製スクリプトをテキストエディタで開いて、説明に従って「=」の後ろの設定値を変更しよう
ファイルの右クリックメニューからタグ付けを行いたい場合は、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」で「sendto」と入力するなどして「送る」のフォルダを開き、AutoHotkey.exeのショートカットを作成してプロパティを開き、「リンク先」の欄を「(" AutoHotkey.exeのパス)" (" 編集した特製スクリプトのパス)"」のように設定しよう
スクリプトのアイコンにファイルをドラッグ&ドロップしたり、「送る」などでファイルを与えると、ファイル名の前にタグ文字列が挿入される
ファイルをダブルクリックなどで単に実行すると、Everythingのウインドウで、即座にタグ文字列の検索結果が表示される。ダブルクリックや右クリックメニュー、ドラッグ&ドロップなどで、普通のフォルダ内のファイルと同じように操作できるぞ
Susieプラグイン対応ビューワ「Leeyes」で「axpathlist2.spi」を使用するため、LeeyesのフォルダにSPIのファイルを入れよう
特製スクリプトの「list_exec_cmd」の欄に、「(" Leeyesのパス)" "%list_file%」のように記述しよう。なお、メディアプレイヤのプレイリストとして開くには、list_fileの行の「.sz7」を「.m3u」に変えて、list_exec_cmdにプレイヤのパスを設定しよう。また、es.exeをダウンロードして、Everythingのフォルダに入れておこう
2009年04月14日 18:24