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女子高生下敷き…壁倒壊現場に有資格者配置せず

 岐阜市の工場解体現場で14日、高校2年川瀬友可里さん(17)が倒れた壁の下敷きになり死亡した事故で、作業に当たった解体業者、丸万後藤興業(同市)が事故当時、鉄骨入りの建築物の解体に必要とされる有資格者を現場に配置していなかったことが16日、岐阜県警への取材で分かった。

 通常の解体作業では壁をワイヤで固定するなどして倒壊を防ぐが、こうした防止措置が取られていなかったことも明らかになっており、県警は作業時の安全管理などに問題がなかったか、業務上過失致死の疑いで調べている。

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