◇ラッキーくんの「どこでもドア」のお話。＾＾
私の家には、猫用ドアが付いています。
実は、ラッキーは2代目。初代ラッキーは、アメリカンショートヘアーでした。
初代は13年間生きたのですが、東京→千葉→茨城と北上し、合計5回の引越しをした猫でした。初代ラッキーのために、「どこでもドア」を家を建てるときに注文したのです。＾＾
2代目ラッキーが我が家に来たとき、家族で、「本人が気付くまで、教えないようにしよう」と話し合いました。生後2ヶ月の2代目ラッキーは、どこでもドアがあることなど知らないまま、すくすくと成長されました。
ある日、2代目がはしゃいでいるとき、このドアにぶつかって向こうの部屋に飛び出した。
当の本人は、訳が分からず「ポカ～ン」としていたそうです。
それでも、本人は、これが猫用のドアであることが分からない。
その1週間後のこと。また、大騒ぎをしているとき、再びぶつかって飛び出した。
このとき、ラッキーは悟ったのです。
「オオ！！これは、向こうの部屋に行ける不思議なドアなんだ！」と。
以来、このドアを使って、自由自在に移動することを覚えたのです。（＾＾）
ラッキーの悟りは、猫に「縁覚界（えんかくかい）」がある証拠ですネ。
このように、猫にも、ちゃんと十界の生命があるのです。
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