[PR]
ニュース:国際 RSS feed
綿陽でも反日デモ 若者らが暴徒化 交流中止の動きも
このニュースのトピックス:領土問題
中国四川省成都など地方3都市で16日、計1万人超とみられる反日デモが起きたのに続き、四川省綿陽市で17日午後、若者らによる大規模な反日デモが起き、日本車などが壊された。
目撃者によると、デモ参加者は暴徒化し、警察が制止できない状態。沖縄県・尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件をきっかけにした対日抗議行動や反日デモはさらに拡大した。
インターネット上の書き込みなどによると、成都から北東へ約120キロ離れた綿陽では市内の公園に数百人規模の若者が集まり、大通りを中国国旗などを持って行進。通り沿いに位置する日本料理店や日系の家電店などを襲った。
綿陽のホンダ系販売店は電話取材に対し「顧客から車が壊されたとの被害の連絡があった」と語った。北京の日本大使館によると、デモにより日本人が被害を受けたとの情報はないという。(共同)