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真弓監督「ここ一番で弱いのをぬぐい去れなかった」

8回、阪神ベンチで厳しい表情の真弓監督(右)と久保コーチ
8回、阪神ベンチで厳しい表情の真弓監督(右)と久保コーチ
Photo By 共同

 【阪神6−7巨人】1点差とされた8回。阪神は藤川球を投入した。だが、制球が定まらない。2死から四球と二塁打を浴びる。これで二、三塁とされ、ラミレスに外のフォークを中前に運ばれて逆転を許した。

 今季を象徴する勝負弱さを露呈して、シーズンは終わった。9月以降、藤川球が登板した14試合で無安打だったのは5試合しかない。「悔しさはない」と強がった守護神だが、シーズン終盤の不安定さを引きずっていた。真弓監督も「短期決戦、ここ一番に弱いのをぬぐい去ることができなかった」と唇をかんだ。

 試合序盤で優位に立ちながら失策でことごとくリードを失った。3点を先行した5回は、1死一塁で二塁ベース付近のゴロを平野がはじき、その後の2失点につながった。7回にも2死三塁から平野がゴロをファンブル。続く高橋に2ランを浴び、1点差とされた。平野は「ファンに申し訳ない。勝利が一番だった」と肩を落とした。

 試合後のミーティングで真弓監督は「リベンジしよう」と宣言。野手の球際の弱さ、打者の選球眼の悪さ、投手の気持ちの弱さを課題に挙げ、「一つずつ強くなっていかないと」。チームを完成させるべく、来季を見据えた。

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