元TVディレクター、取材の思い語る 長岡京で講演

- 戦後補償問題に絡む国内メディアの報道姿勢の問題などを語る池田さん(右端)=長岡京市・市立中央公民館
「テレビ・ジャーナリストとして37年間貫いてきたこと」と題した講演会が16日、京都府長岡京市天神の市立中央公民館で開かれた。元NHKディレクターの池田恵理子さん(60)が、従軍慰安婦問題など戦後補償を取材する中で直面した困難や思いなどを語った。
戦争の愚かさや女性の人権を考えようと「『慰安婦』問題を考える市民の会」が企画。市民約50人が参加した。
池田さんは1997年に女性映像集団「ビデオ塾」を設立し、元従軍慰安婦や旧日本軍の元兵士の聞き取りを続けている。「国内メディアでは自国による加害の問題を扱うのはタブーだった」と活動開始の動機を語った。
さらに「日本は戦後補償問題への取り組みが進んでいない。被害者支援を続けながら、現地の人々と人間関係を築くことが大事」と指摘。最後は「少数者の声や取り上げにくいことに挑むのがジャーナリズムの使命。批判も評価もして、メディアを育ててほしい」と締めくくった。
【 2010年10月17日 09時59分 】

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