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「パパが着いたよ」英雄の帰還を祝福

 「パパが着いたよ」。スーパーマンの衣装を着た息子が出迎えた。チリ北部コピアポ郊外の鉱山落盤事故で、地下約700メートルから生還した作業員28人が15日、次々と退院。ようやくわが家で家族らとだんらんの時を迎えた。近所の人や友人たちは拍手喝采(かっさい)で「英雄」の帰還を祝福した。

 閉じ込められた33人の先頭を切って救出カプセルに乗ったフロレンシオ・アバロスさん(31)も同日、コピアポ近郊の自宅に。地元メディアによると、アバロスさんは自宅に集まった報道陣に、鉱山会社が安全対策への投資を増やすべきだと訴えた後、「パパが着いたよ」と繰り返す息子のバイロン君や妻らが待つ自宅に入っていった。

 また、地元に帰ったエステバン・ロハスさん(44)は、目を保護するサングラスをかけたまま、シャンパンを瓶からあおってみせ、友人らの喝采を浴びた。

 一方、家族らは地下生活の様子を尋ねて心の負担にならないよう、気遣いを見せている。

 最年長のマリオ・ゴメスさん(63)の娘ロクサナさん(28)は、これまでに病院でゴメスさんと4回面会したが、地下でどのような生活をしていたかは尋ねていないという。「穏やかな気持ちでいてほしいから。話す気になったら話してくれるでしょう」と語った。(共同)

 [2010年10月16日11時2分]


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