豊後大野市への立地を表明する安井の松田哲社長(中央)と安井プラスチックの森之本辰弘社長(左端)=16日、県庁
各種ラベルや発泡スチロール製品製造の安井(宮崎県門川町、松田哲社長)は十六日、グループ企業で樹脂成形の安井プラスチック(森之本辰弘社長)を豊後大野市に設立すると表明した。
松田社長ら三人が県庁を訪れ、広瀬勝貞知事に報告。松田社長は「豊後大野市は九州の中心に位置。国道57号の利便性を生かし、九州全体に事業展開したい」と話した。新会社では主に自動車関連製品(鍵やトレーなど)を生産する。
社屋は三月に工場を閉鎖したかつての取引先のサンケンから設備の一部を買い取って整備。投資額は約八千万円。敷地面積は約一万一千平方メートル、床面積は七百五十平方メートル。二十一日から操業を始める。従業員は地元から七人を採用し、一年以内に十人体制とする。初年度は売上高一億円を目指す。
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