で、実家。年越しそばを食しながら紅白を観る日本の大晦日。NHKのギャクセンスというか、あの記号的な「はっちゃけてますよ(NHKなのに)」的な笑いの感覚は何とかならんのだろうか。やっぱ前川清は良いねえ。プロデュースしてみたい。
なんて事を思いつつ、無事に年の瀬を迎える事ができた。実は今年はあまりに不運な事が続いていたので、ひょっとして大晦日に死んじゃうんじゃないかと思ってたのだ(苦笑)。生きてて良かった。
で、実家。年越しそばを食しながら紅白を観る日本の大晦日。NHKのギャクセンスというか、あの記号的な「はっちゃけてますよ(NHKなのに)」的な笑いの感覚は何とかならんのだろうか。やっぱ前川清は良いねえ。プロデュースしてみたい。
なんて事を思いつつ、無事に年の瀬を迎える事ができた。実は今年はあまりに不運な事が続いていたので、ひょっとして大晦日に死んじゃうんじゃないかと思ってたのだ(苦笑)。生きてて良かった。
夜中の2時頃に何となく流れ解散。そのまま就寝。
仕事も今日で打ち止め。ホント、今年はキツかったっす。皆さんお疲れさまでした。
そう言えば次のボンド役がDaniel Craigに決まったとか。なんつーか・・・う〜ん、ピンと来ないな。あんまカッコ良くないかも(苦笑)。
それにしても今年は散々だったねえ。いろんな事があり過ぎた。来年はもう少しマシな・・・というよりは平穏無事に過ごしたいねえ。
アイコンとしてのヒーロー像や豪華な競演陣に目を奪われがちだが、ストーリーは実にしっかりしており、ヒーローなのにダークであり、どことなく悲しい空しい・・・バットマン独特のあの雰囲気の成り立ち、バットマンが如何にしてバットマンになったのかを見事に映像化している。
キャスティングも非常に見事で、これだけ豪華な布陣を組んだ意味がキチンと見出せる配役。そういう意味を含めて正にオールスターキャストである。マイケル・ケインとモーガン・フリーマンが同じ画面に登場するだけで、こっちは盛り上がってしまうのだが(笑)。
これまでのバットマンはアメコミ的な部分、ある種のファンタジー的な要素が強かったのだが(その短絡的な世界をあそこまで異質に変容させた第一作のティム・バートンの才覚は凄いんだが)、この作品はバットマンの映画化というよりは、とある男が自分の存在意義に目覚めるまでの過程を「バットマン」をモチーフに描いた、という感じですらある。テーマの逆転現象。この視点は面白いねえ。一方、アメコミの過剰さ(主人公は異常な金持ち、秘密兵器など)もちゃんと網羅している。バランス感覚が絶妙。ノーラン独特のアップテンポな展開も心地良い。お見事。シリーズ最高傑作か。★★★★☆。
「スチームボーイ」。監督:大友克洋 。すんごい細かいリサーチの結果というのは分かるのだけれど、独特の世界観に注力し過ぎて、それに溺れちゃってる感はある。ストーリーがねえ・・・。ひょっとして駄作?。第二のAKIRAを期待してはいかん。★★☆☆☆
「宇宙戦争」。スピルバーグ&トム・クルーズによる「マイノリティー・リポート」のドル箱コンビ再び。すんごい駄作。ビックリした。なにこれ?
「クライシス・オブ・アメリカ」。かつての名作「陰なき狙撃者」のリメイク。デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープなど豪華出演陣、監督ジョナサン・デミ。今風にはアレンジされているものの、オチが割に使い古された「洗脳モノ」なので衝撃度は今ひとつ。★★★☆☆。
「ミリオンダラー・ベイビー」。クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン。去年のオスカー作品。ボクシングはストーリーの主軸ではあるがメインテーマではない。全米で賛否両論なのが納得。とにかく、イーストウッドは映画人に愛されているのだな、理由は分からないけれど。★★★☆☆。
「ザ・インタープリター」。出演ニコール・キッドマン、ショーン・ペン。監督シドニー・ポラック。国連本部の建物内部で初めてロケが行われた、という事以外はまったく注目すべき所がない作品。出演者の誰しもがお仕事としてしかこの作品に向き合ってないような気がする。あまりにも平均点。観る必要なし。★★☆☆☆。
「スーパー・サイズ・ミー」。噂の一ヶ月間マクドナルド漬け映画。展開それ自体は割と想像していた通りに進行していく。思いの外、強い主張があるという感じではなくて、あくまでも実証実験&リサーチがメイン、作者が最後に提示した改善案も非常に現実的(そして実際に現実化した)。彼女が強硬なベジタリアンという事実が(偶然だったのだろけど)面白い。★★★☆☆。
スゴ録を買ったせいもあって、今度は新しいテレビが欲しくなった。BRAVIA。ウチの部屋の大きさから言って、たぶん40インチが妥当なんだと思う。問題はどのシリーズ(X,S,V,E)を選択するかだ。Xはフルスペック。SとVは標準スペックでデザイン違い。Eは液晶プロジェクションTVだ。XとS&Vの価格差は約10万円。さあ、どうする。
取りあえず、近所の電気屋で実物を観て来た。Xの画像はS&Vシリーズと比較すると確かに奇麗だ。ごまかしが無いというか、これがソニーだ出して来た液晶TVの回答って感じはする。がしかし、その差はあくまでも「比べてみれば分かる」って範囲とも言える。確かに差異はあるのだが、それが大騒ぎするほどのモノか?って言われると微妙ではある。S&Vの画質が悪いって話ではない。
さて困った。いろんな友人、知人にアンケート。あなたならどのBRAVIAを選びますか?。
回答1:テレビなんてどれも同じ。安い方を買えば良いの!。
回答2:テレビってそう何度も買い替えるものじゃないんだから、この際イイ奴を買っとけば。ヤマダ電機でポイント増量キャンペーン中だから10万円の差は少し埋められるかも。
回答3:Xはアホみたいにチューナー内蔵してますが、ここまで必要ですか。「S-Master,S-Forceアンプ」と「TrueSurround 5.1ch」はどっちが良い?。VとSはアナログ番組表がとれないんですね(もうアナログなんて見ないかな)。
回答4:待ちだと思う。テレビはもっと安くなる。テレビの技術はもっと進化する。だから今は待ち。
う〜ん、ばらけた(苦笑)。
さて、いきなりだが接続方法が分からない。我が家は共同アンテナの代わりにケーブルテレビの回線(アナログ放送用)がアンテナの接続口に設置されているのだが、「ケーブル回線+アナログ放送」の接続方法がマニュアルに記載されていないのだ。そんなに珍しい環境か?。デジタル放送系の接続方法は6パターンも掲載されているのに・・・。もはやアナログは風前の灯なんだな。
結局、地上波は映るけどBSアナログが映らない、とか試行錯誤を何時間も繰り返した後、やっとこれまでに使えていた環境まで復帰できた。BSアナログを観るためにもB-CASカードが必要だなんて誰が分かりますか?。BSアナログの回線を衛星デジタル用の口に接続しなきゃいけないなんて誰が想像できますかね?(怒)。
さて、接続はできた。今度は録画の方法が分からない。まだまだ先は長そうだ。いつの間にテレビはこんなに複雑な装置になってしまったのだ?。
デジタルな日々。遅まきながらiTMSでアルバムを購入した。記念すべき最初の一枚はSergio Mendes & Brasil '66のLook Around。AmazonでCDを買っても良かったのだが、物理的な通販は購入した品そのものよりも、それを梱包している箱の処置が面倒なのだ。数枚をまとめて購入したりすると、ちょっとした小型ダンボールで届けられる。ダンボールを捨てられるのは2週間に1回@三鷹市。セルメンの今イチ洗練し切れてない異端ボサノバを堪能してみよう。
アナログな日々。お風呂が壊れちゃったので近所の銭湯に行って来た。なんと入浴料が400円。高い!。ナンジャタウンの入園料より高い(比較対象としてはナンですが)。東京都が定めた共通料金なんだそうな。こりゃ毎日行くのは結構辛いものがある。うむ〜・・・でも、やっぱ広くて天井が高い空間でゆったり風呂に浸かるのは気分がイイのだ。これは間違いない。なんかもうひと工夫あれば銭湯も生き残れると思うんだけどなあ。スーパー銭湯みたいなやり方じゃなくて。
布施明な日々。友人からCD「布施明ベスト・セレクション」を借りた。しばらく愛聴しそうな予感。日本語版のマイ・ウェイにしびれる。
携帯電話をW32Sに買い替えてから数ヶ月。そろそろ手に馴染んで来たところで、当初の目的だった電子マネー(Edy)を利用してみた。初体験(笑)。職場のあるお台場はEdyで支払い可能な店が多いので、まずは昼食の代金を支払ってみた。使い方は簡単。携帯の横っ腹にあるFelica Lockのボタンを押して、あらかじめ登録されているパスワードボタン(ここは詳しく書けない)を押して、Edyの支払い機に携帯をかざすだけ。シャリーン!(この音もどうかと思う)というメロディが鳴ったら支払い完了である。うん、これなら使えそうだ。
モバイルEdyを利用できるようになるまでの不満を少々。そもそも、クレジットカードからの引き落としが(オンラインで)できるってのが大きな売りの一つなのだが、自分の保有している2枚のクレジットカードのどちらも登録ができなかった。理由は不明。これ以外でモバイルEdyにチャージする方法はあと3つ。その1: 街角に設置されているEdyチャージ機を使う(残念ながら殆ど見かけない)。その2:Edyが使える店舗でチャージできる場合がある(場合がある、ってのがビミョー)。その3:三井住友銀行のOne's ダイレクト(ネットバンキング)に加入すると携帯用の専用アプリから銀行引き落としでオンライン・チャージが可能。三井住友銀行に口座を持ってて且つOne's ダイレクトに加入してなきゃならんのだが、なぜか僕はこの条件に合致していた(苦笑)。僕はこれで良かったのだけれど、合致しない方がフツーだと思うので、もうちょっと簡単にチャージできるようにして欲しいなと。
そうそう、来年からモバイルSuicaも始まるんだよね。そうなればEdyとSuicaという国内のメジャーな電子マネーを携帯ひとつで網羅できる。これがやりたいんだよ(笑)。だがしか〜し、モバイルSuicaは券売機などでのチャージができず、本人名義のビュー・スイカカードが必要とのこと。う〜ん、こっちもチャージがネックのなってる・・・。
アップル、「iPod nano」にケースの同梱を開始--キズ問題を回避へ。発売日に嬉々として購入しちゃった僕みたいな人はどうなっちゃうんでしょうか?。やっぱタダじゃくれないか。
なんか案を出してくれって言われたんで、それなりに考えて取りあえず案を出した。それなりとは言うものの、現状の良い所を押さえつつも、できるだけ要望に近づけるような、そしてリスクとのトレードオフも考慮した、我ながら非常に現実的な解であったと思う案だ。しかし、それは気に入らないと言う。なんでアレはできないんだ、コレはできないんだとイジめられる。何か対案は?と問いただすと、やりたいことは出てくるんだけど、肝心の「解」が出て来ないんだな。確か前もこんな感じだった。そしてその結果どうなったか・・・思い出したくもないね。
OBライブっても、僕はもうかなりのOBな訳で、今回の参加メンバー中に知ってる人が殆どいなかったりする。ここに現役のメンバーも混じってくるので、会場は知らない人だらけになる。この中で演奏するのは少し複雑な気分ではある。それもDavid Lee Rothのコピーっつう能天気な演目だから、その引け目感も一入。他のバンドは、若い世代はパンク系&メタル系の若さ故の弾ける感じ、OB世代はキチントPops系、Jazz系の大人な感じ。80年代ハードロックの居場所はどこだ?(苦笑)。
で、ライブ。これが緊張したんだねえ。知らない人ばっかりだから、ってのもあったけど、よく考えたらライブ自体がかなり久しぶりなんだな、これが。いろいろ想定していなかった、と言うか忘れていた「ステージ上で気を付けなきゃ行けない事」を演奏中にいろいろ思い出させられた。キーボードは練習時と同じスタンドがある訳じゃない(故に演奏時の楽器の高さが変わる可能性がある)、ステージ上の照明は刻一刻と変化する(故にカンペが見えなくなるタイミングがある)とか。あー、そうだったなあーという事がいろいろ思い出された。思い出しつつ、気が付いたら1曲目が終わってた。コーラスするの忘れた。
2曲目、3曲目とステージが進むうちに、いろんな意味で開き直り気味になってきた。でも、これが良かったのか演奏内容はともかく、最後まで楽しくステージを過ごせたのだった。20分があっと言う間。個人的には、久しぶりのライブにしてはなかなか良かったんじゃないだろうか。演奏内容はともかく(苦笑)。
ライブ終了後、打ち上げに参加。SUZUKANのある南口から、打ち上げ会場の東口まで13Kgもあるキーボードを担いでの大移動(涙)。体力的に限界に近づき、帰宅はタクシーを使ってしまった。これ担いで通学してたんだもんなあ、物好きだよねえ(笑)。という訳でライブは無事に終了。みなさんお疲れさまでした。
誤解を恐れずに言えば、鮎川誠は何度観てもカッコ良いのとカッコ悪いの間で揺れ動いているような、なんとも微妙なギタリストであると感じる。その独特な感じが鮎川誠スタイルそのものであり、これを極めちゃったスゴい人なんだと思う。ギターの奏法としては、自分自身でも結果的にどんなサウンドになるか予想がつかない「出たとこ勝負」的な奏法であって、それが上手いんだか下手なんだか良く分からない印象を受ける理由であり、これこそが確立された鮎川誠スタイルなんだと思う。危うさがカッコいい(かも)、ちょっと荒いのが渋い(かも)、みたいな。
例えばCharの弾くギターは、Charが頭でイメージされているサウンドを忠実に具現化してるような奏法であって、「こういう風に弾こう」と思って殆どその通りに弾ける人なんだと思う。ちなみに。僕は日本におけるベスト・ギタリストとして迷うことなくCharを推すのだが、その理由は「カッコいいサウンドをイメージできて」且つ「それを具現化できる技術を持っている」という2点に尽きるのである。彼のギターは世界的に見ても高水準であると思う。
などと駄文を書き散らして・・・寝る。
ついでにお隣で開催中だったWPC Expo 2005も見学。会場スペースはとても広いのだが、展示ブースの配置が妙にスカスカだったんだよねえ。あれは何なのだろう。一応、PCと銘打ってあるが、実際にはテレビや電話などなんでもあり状態。そういう意味ではサラっと会場を歩き抜けるだけで、市場の動向っぽいものがちょっと分かったりして興味深い。今はワンセグ携帯とW-ZERO3か。
特徴的なのが客層。サラリーマン風(Security Solutionから流れて来た人々)のスーツ系ビジネスマンとデッカいカメラを持ったカメラ小僧(というには年齢が高いのだが・・・)の2種類に集約されている。PCオタク系はもはやWPC Expoなんかには来ないという事か。
スカスカな会場にあって、異様に人だかりができているイベント広場があって、なんだろうと覗いてみたら、500人位の地味な男子が舞台上の一点を固唾を飲んで見つめている図。その視線の先にいたのは小倉優子。非常の分かりやすい世界(苦笑)。
いろんな話で盛り上がったのだが、中でも興味深かったのが八木・宇田アンテナの話題。テレビ用のアンテナ、民家の屋根の上に立ってる「横棒、横棒、Uの字、縦横」的なアレである。なんでも、あの棒の配列の仕方が重要ポイントであるらしく(遠くの電波でも増幅して受信できる等)、あのフォームそれ自体が電気的に絶妙のバランスなんだそうな。後にこの形状(による仕組み)のアンテナは世界中で利用されるようになったのだ。スゲー。こういう「ちょっと工夫でスゴい効果」的な発明が一番スゴいような気がする。
もうひとつが駅の改札の話。Suicaの普及で以前に比べてかなりスイスイ通過できるようになったのだが、うっかり期限切れだったのかバーが閉じちゃってる人がたまにいる。それはそれで仕方ないのだが「バーが閉じる」という仕組みだと、その後ろに待ち行列ができちゃって仕組みとして良くないねえ、と言うことで友人と意見は一致した。では、どうすれば良いか。うっかり引っかかった人は仁君人形のボッシュート的に地下に落っこちてもらうと。これも意見が一致した。
問題はここから。僕の案は、改札の地下に「ウッカリさん待合室」ってのがあって、改札で引っかかった(そして落っこちて来た)ウッカリさんは、その小部屋で待機させられる。程なく駅員さんが来て「ウッカリしないでくださいね」という有り難いお説教を賜った後、三々五々に解放される、というもの。ある意味でのペナルティー方式である。改札で流れを止めちゃう人、結構イライラするもんねえ。
で、友人の案。改札の地下にはもう一つの改札を用意しておく、というもの。正規の改札が10個なら地下の改札は2個程度か。ボッシュートされた人々は緩やかな滑り台を下って行き、もう一つの改札に行き着く。そして改札をやり直せるのだ。救済措置。素晴らしいアイデア。この案には完敗したと思った(笑)。
ソファーを購入するにあたり、自分の中での決定事項として、
iPod nano用の保護ケースが今頃到着。遅すぎます。もうnanoはすっかり傷だらけです。
で、久々にイジってはみたのだが・・・音の作り方を忘れてしまった(苦笑)。パラメータがいっぱいあるのだが、それぞれがどんな意味を持つのか、何をどう操作するとどう変化するのか、という根本的な操作の多くを忘れちゃってるのだ。このブランクは大きい。う〜む。しばらく触っているうちに「時間的音色変化」と「時間的音量変化」みたいな概念を思い出してきたのだが、全盛期はこれは楽々と制御してたんだよなあ・・・スゴかったんだな、僕って(苦笑)。少しずつ、思い出しますか。
夕方からこれまた念願だった髪を切りにいく。2ヶ月以上も放ったらかし、伸び放題だったので、ずーっと切りたかったのだ。やっとスッキリ・サッパリ。帰途の途中で雨に降られる。
久々にシンセを引っ張り出して試奏してみる。試奏にならない。ビックリするぐらい全然弾けない。昔は目を閉じてても弾けたような曲が、今では全く弾けないのだ。こんなに忘れちゃうんだ〜。やっぱ楽器は継続しなくちゃダメなんだよ。それにしても、どうしよ。こんなに弾けないんじゃコピーどころじゃないな。リハビリ。
預金通帳みたら保険金がドバっと入っていた。もちろん修繕費の全額では無いため、数日中にこれ以上にドバっと出て行く。う〜ん、まあこれは明らかなる必要経費だからねえ。
カセットデッキが壊れてた。TEACの名機。水害の影響じゃなくて、たぶん寿命。ナニせ高校生の頃にバイトして買った奴なのだ。それも当時の中古品だから、かれこれ20年近く経ってるはず。再生ボタンを押すとウィーンと考え込んでしまう。なぜか早回しは順調に動作する。なんじゃこりゃ。さすがにこれは引退してもらうとして、問題は代替機をどうするかだ。ただでさえ5年ぶり位にカセットテープを聴こうと思って、やっと故障に気が付いたのだ。更に5年後のために買い直すのはなんとも・・・。
で、新しい部屋のインテリアを考えているのだが、A案)質実剛健のソファーを中心としたミッドセンチュリー風(笑)、B案)ふんわりソファーの北欧系ほんわか風、C案)ちょいリッチなラグ&ジャンボ・クッションの床べた生活風、の3つで揺れている。ソファーに寝そべって自堕落な時間を過ごすのが大好きではあるのだが、せっかくのこの無駄な広さを生かすんだったら、地べた座り系でまとめちゃうのもありかなと。どっちも良いんだよなあ・・・悩む。予算面でも悩む。むむむ。
あ、そうそう、携帯変えました。W32S。話は長くなるのだが・・・工事の影響で自宅に住めなくなって来たので、外泊の荷物に鞄に詰めて電車に乗ったのね。その中に携帯の充電器が含まれてたんだけど、電車の中でグッスリ眠り込んでしまって、駅に到着してたことに気付いて慌てて飛び降りたわけよ。そして、その鞄だけが電車の網棚に残されて行ってしまったと(涙)。すぐに気付いて駅のセンターに連絡したのだけれど、結局その荷物は出て来なかった。携帯の充電器だけ買い直すのも癪だったので、携帯を乗り換えたちゅー訳ね。後ろ向きだよねえ。でも、なかなか快適。でも、なぜかEdyの登録が上手くできないんだよねえ。なんでだろ。
携帯電話を買い替えたい。そもそも、今の機種(A5405S)に買い替えたのも、その前の端末を水没(ムムム・・・)させてしまったからであって、決して気に入って選択した訳じゃない。
ずっとソニエリの端末にこだわり続けて来たのはジョグ・ダイアルの使い勝手に惚れ込んでいたからだ。しかし、ここ最近の最新機種にはジョグ・ダイアルは搭載されていない。公式見解としては「廃止した訳じゃない」などと言っているが、少なくともWIN端末(au)では2回のモデルチェンジ(これがまたダサいんだ・・・)で連続して搭載が見送られている。これは事実上の廃止だろう。それでも日本語変換が賢いとか、メーカーを替えてインターフェィスに戸惑ったりする懸念を考えて、「超カッコいい」とまでは言わないが、これなら毎日持ち歩いても良いかなと思わせるような「マシ」な端末をソニエリが発表するのを首を長くして待ち続けているのだ。
で、最近出たのがW32S。EZ FeliCaとEdyに対応した野心的な「おサイフケータイ」端末である。いいんじゃないの、これ。少なくとも、この「おサイフケータイ」以外でFeliCaとEdyを一つの装置で利用できる手法を僕は知らない。この携帯(FeliCaとEdy)とクレジットカードを持ち歩けば、都内ではギリギリなんとか現金を持ち歩かなくても大丈夫なんじゃないだろうか。駄菓子屋とか行くんだったら別だけど。電子マネーは物珍しさじゃなくてマジで熱望しているので、このファクターは僕にとってかなりインパクトが大きい。
がしかし、やっぱりガックシなのがそのデザインだ。形はまだ許せる。なんなのだ、このカラーリングは?。ピンクは論外、今更ながら無難過ぎるシルバーはパスするとして、残るのは「フレームオレンジ」と呼ばれるオレンジと黒のツートンなのだが、実際に端末を手に取ってみると、この黒の部分が趣味の悪いラメ光沢ギラギラなのだ。もっと最悪なのがフリップをオープンした時の内装。とにかくオレンジが喧しいのだ。毎日、これを眺めるのかと思うとウンザリした気分になってくる。なんでもっとシンプルにしなかったのかねえ。オレンジは嫌いじゃないんだけど・・・。
下手にデザインに凝るんだったら、単に真っ黒な端末を出してほしかった。そっちの方がよっぽどマシである。シルバー買って、自分でカラーリングしようかな。機能的には申し分ないだけに残念。つか、まだ迷ってる(苦笑)。
一時期、デザインと言えばau見たいなイメージがあったけれど、DoCoMopreminiとか(ソニエリじゃないか!)、Vodarfoneの802SEとか(これもソニエリじゃん!)、いわゆる「持ち歩きたくなる」デザインの端末がポツポツと出始めて来ている。これのどちらかが、まんまauで発表されたら即買い替えるんだけどなあ。明らかにauだけラインが違うのは何故なんだろう。この先の深い闇にとてつもないなにかが潜んでいるような気がする(こればっかりだな)。
愛・地球博が今日で閉幕。2002年の10月中旬、初めて愛知万博の開催の報を知った僕はこう書いている。
ただでさえ万博の存在意義みたいなものが希薄になりつつある今日この頃だと思うのだが、そんな中でも開催に踏み切る意義みたいなものはあったのだろうか?。公開されている文書をいろいろと読んでみたが、僕には見えてこなかった。事業計画が笑える。とにかく「自然との共生」みたいな美辞麗句がふんだんにフィーチャーされている。<中略>それにもまして驚いたのは、こんな辺鄙なところに1500万人も集める気でいることである(事業計画を参照)。マジで?。海外からの集客予想、なんてものある。自然を生かした施設(即ち限りなく自然そのもの)を体験するために、わざわざ海外から人が来ると本気で思ってるのかしら?。つーか、国内だって行かないだろ!。この事業計画って既に通っちゃってるのだろうか?。スゲー。完敗である。結局、予想を大幅に越える2200万人以上の入場者があったのだ。大成功だ。どうしてここまで成功したのだろう。冷凍マンモス?ロボット?フミヤが作った巨大万華鏡?いや違う。誰も万博批判をしなかったからだ。僕の知る限り、万博へのネガティブな報道はひとつも無かった。この先の深い闇にとてつもないなにかが潜んでいるような気がする。
明日から部屋の大工事が始まる。
正直、参加するのは吝かではないのだけれど、仕事の都合とかで直前に参加できなくなったりして迷惑かけちゃうんじゃないかなあ、というのが気がかりなのだ。あと、技術的にも当時とは比べ物にならない位に腕は落ちてるからねえ。心配の種がまた増えちゃった。
映画「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」を観に行く。言わずもがな、アナキンが如何にしてダースベーダーになっていくかを描いた、スターウォーズ・シリーズの完結編である。事前情報として、シリーズ中で最もヘビーで悲しい物語であると聞いていたのだが・・・う〜ん、確かに悲しい。嫌が上にも、これまでに張られた謎や伏線がきちんと解決していくのを確認しながらの鑑賞になる訳なんだが、やはり終盤のオビワンvsアナキンの決闘シーンに、この作品の全てが集約されている感じ。いやはや、これが壮絶。結末も結構ヘビー。前の席に家族連れが座っていたのだが、ヘビーなシーンになるたびお母さんが子供の目を隠していたの分からんでもない。完結編というか、旧三部作へ如何にスムーズに繋げるかというのが本作の目的なので、この作品だけ捉えてどうこうって感じではない。スターウォーズ・ファンであれば必見。そうでない人は見る価値なし。そういうデジタルな作品。現在のテクノロジーで映像はここまでできる、という確認作業に近い物もある。★★★☆☆。
その日の夜、のんびり部屋でテレビを見ていたのだが、いつしかBSが全く視聴不可な状態になっていることに気が付く。今までも天候の条件によって映りが悪くなる事はあったが、まったく観られなくなったのは初めて。それぐらい強烈な豪雨だったと言う事だろう。今から思えば、これが最初の予兆であった。
続いて、台所から異音が聞こえてきた。流し台の下からボゴボゴっ、ボゴボゴボゴっ、という今まで聞いた事の無い音。水を流してみたが全く流れない。後で分かるのだが、この時点で排水の許容量を超えていたらしく、配管の水が逆流していたのであった。
その後、あまりの豪雨の音に外の様子が気になり、カーテンを開けて外を覗いてみた。そしてビックリ。既にベランダ一面に水がたっぷり溜まっていて、底面が見えない状態になっている。水位はサッシの敷居の高さに迫っていて、隙間から水が少しずつ染み出してきていた。慌ててタオルで蓋をするも、これが何の役にも立たなくなるまで、そう時間はかからなかった。
さすがにビビって、玄関から外の様子を確認してみる。ドアを開けてみると、マンションの廊下は川のような状態。偶然、隣のご主人もドアから顔を出していて「いやぁ、大変な雨だねえ」と会話を交わす。僕にもそのご主人にも、この後に起こる惨劇のイメージはまだ頭の中には無かった。
部屋に戻ってみる。サッシの隙間から水がシトーっと侵入している。かなり不気味な状況。慌ててパソコン(床置き)を奥の和室に移動。モデム、ルータを取り外して机の上へ退避する。雑巾じゃ追$$D$+$J$$HO0O$^$G?/F~$7$F$$$?$N$G!"%P%9%?%*%k$G?e$r?!$- 再び玄関へ。かなりの勢いで水が浸入してきている。もうバスタオルなんかじゃ拭き取れない状況。家中のタオル、シーツなどをかき集めてダムを作る。しかし、あっという間に満水になる。そして決壊。水の流れが止まらない。止められない。 洗面器で水をかき出し始める。かき出した水を洗面所に流そうとするが全く流れない。仕方なく浴槽に水をかき出す。あっと言う間にいっぱいになる。気が付くと、風呂の排水溝からも水が溢れ出てきていることに気が付く。風呂場から廊下に水が溢れ出す。もうどうすることもできない。 部屋に戻ってみる。唖然。完全に水に浸っている。カーペットが浮き始めている。リビングはもうダメだ。和室だけでも救えないかと思い、今度は和室の入り口にバスタオル等でダムを作る。布団も畳んで押し入れに。リビングは和室よりも床が一段、低くなっているので、貯水池のようにドンドン水が溜まっていく。携帯電話とその電源を退避。 ここで突然、停電になる。漏電遮断機が作動したのだ。コンセントの位置まで水位が達したと言う事だ。真っ暗。慌てて懐中電灯を探す。見付かったが電池が入っていない。暗闇の中、今度は電池を探す。d足の感触だけで水位がかなりの高さまで達している事を感じる。子供用のプールの中を歩いているようだ。 ふと、和室は大丈夫か?と気が付く。暗がりの部屋に一歩踏み入れると、もの凄く不安定な感触。畳が水に浮いているのだ。浮き島のようになった畳の上にパソコンが置き去り状態になっている。ヨロヨロと畳の上を渡り歩きながら、パソコンをテーブル上に退避。和室ももうダメだ。完全に部屋中が水没している。 玄関の方から慌ただしい人の声。上の階の人がこの状況に気が付いて降りて来てたのだ。風呂場の小窓から外を覗く。マンションの廊下は腰の位置まで水位が達しているのが分かる。ドアを開ける事はできない。機転の効く人がいたもんで、デジカメで証拠写真をバンバン撮っている。 何にもする事ができず、ただただ椅子に座ってじっとしているしかない。1時間ぐらい、そうしていただろうか。もの凄い不安。また煙草に火を付ける。ラジオを付けてみるが、これと言った情報は得られない。外はどうなっているんだろう。 玄関の外から「もうドアを開けても大丈夫ですよ!」の声。ドアを開けてみる。もの凄い勢いで玄関に溜まった水が外へ流れ出て行く。マンションの廊下は電気が生きているようだ。外に出てみる。他の部屋の人も外に出てきていて。大騒ぎになってる。隣の奥さん、泣いちゃってる。そりゃ、泣くよな。お子さんを2階の部屋に避難させたようだ。 疲労困憊。ソファー(下の方が水に浸っているが、上の方は少し生き残ってる)に倒れて爆睡。朝9時。玄関からの呼び出し声で目が覚める。市の職員の人々が被害状況を確認しに来ていた。床上浸水の状況を説明する。以下、後始末の状況推移。 8日(木):母親が様子を見に来る。差し入れのおにぎりにパクつく。コンビニ弁当で無い物を久々に食べた気がする。引き続き部屋の清掃&乾燥に励む。和室以外はだいぶマシになってきた。不必要な衣類を整理。工事のための引っ越しに備えて、要らないものはドンドン処分することにする。身軽にしとかないと後々、厄介だ。パソコン復活。 9日(金):避難施設の部屋の鍵を市役所に返却に行く。被災証明書の発行を申請。不必要な書籍をBOOK OFFに引き取ってもらう。弟が手伝いに来る。取りあえず、今できる事は殆どやった感じ。リビングルームの隅っこに寝床を確保。カーテンも捨てちゃったので、外から丸見え。 この1週間、働き詰めだったのでクタクタ&筋肉痛なのだが、取りあえず和室とキッチン以外の部屋は(見かけ上)復旧した。ただ、全体的に湿っぽい感じはする(当たり前だが)。殆どの家財を捨ててしまったので、部屋はすっかり空っぽになってしまったが、保険会社の状況確認と工事の日取りが決まるまで、何とかここで生活するしかないだろう。清掃&乾燥作業もこのまま継続する予定。台所を片付けなくては。 関係者各位にはご心配&ご迷惑をおかけしました。また、連絡してない方々には突然の報告で驚かれたとは思いますが、取りあえず無事にやってますのでご心配なきよう。思ったより落ち込んでないので大丈夫です。やらなきゃならん事は山積みですが、少しずつ立て直して行きます。月曜日から職場に復帰予定。この週末は・・・とにかく疲れたのでゆっくり休みます。おやすみなさい。 電池が見付かった。暗闇に照らし出されたのはスリッパがプカプカと浮いている様であった。その他、CDやらライターやら細々したものが水面に浮いている。そして何処へとも無く流されていく。ベランダに溜まった水の水位が部屋の高さを超えている。水槽のようだ。状況が全く分からない上、真っ暗闇で殆ど何もする事ができない。椅子の上に膝を抱えて座り、煙草に火をつけた。悲しい笑いが込み上げてくる。後で気が付いたのだが、煙草を持ってた指を火傷してた。動揺してたんだろう。
時間の経過とともに徐々に水位が下がってきて、やっと部屋の電気が復活。被害の全貌を見て愕然。浸水していない部屋が無い。全部水浸し。トホホ・・・。とにかく部屋に溜まった水をかき出さなきゃならない。近隣の方々に協力してもらい、必死のバケツ・リレーを延々と続ける。消防団もやって来て、電動ポンプで掘りコタツの穴に溜まった水をかき出す。もうバケツじゃかき出せない、って状況になったのは朝の4時。全部屋、水浸し&泥だらけ。家財、家電の多くが壊滅状態。
5日(月):会社に連絡。残っている水のかき出し作業。水没した家具、畳の搬出。ビデオ、DVDプレイヤー、スピーカー、掃除機、除湿器、布団乾燥機、アイロン、シンセサイザー、MTR、パソコンとモニター(昔のMac)の死亡を確認。その他、押し入れも含めて、地上30cmに置いてあったものは全滅。電気、ガス、水道局の職員が次々と訪れて、ライフラインに問題が無いかをチェックしていく。三鷹市の対応はかなり迅速であった。マンションのエレベーターも動かなくなってる。モーターがイカれたようだ。市が用意してくれた避難所に宿泊。実家に連絡。
6日(火):引き続き、残っている水のかき出し作業。水没した家財の搬出。殆どの家財を処分したので、部屋はガランとしている。かなり水は引いて来たが、もの凄い勢いで水っぽい&泥だらけである。近所の薬局でモップを買って来て必死に清掃。やってもやっても終わらない。生憎の天気なので乾燥も侭ならず。テレビ、冷蔵庫、ステレオは辛うじて生き残っていた。保険会社に連絡。どうやら火災保険のオプションに水害の条項もあるらしく、何かしらの保証は出るようだ。がしかし、担当員がてんてこ舞いらしく、いつ来訪できるか見通しが立たないとの事。
7日(水):市の職員の方に部屋の消毒をしてもらう。その後の拭き取り作業に追われる。建築業者による状況確認、工事費の見積もりを依頼。床と壁紙は全取っ替えが必要。除湿器を購入。最も被害の大きい和室を24時間体制で除湿&乾燥。ニュースを観て、三鷹市の降雨量は1時間に102mmという記録的なものだった事を知る。そりゃダメだろうて。杉並、荻窪辺りも被害が大きかったらしい。ウチみたいな半地下構造の建物は殆どダメだったらしい。あとで計ってみたら部屋の水位は最大で30cmを超えていた。避難所に宿泊。
お昼に黒酢炒飯なるものを食す。何と言うか、黒酢風味の炒飯(笑)。
Live8での活躍の記憶も新しいPaul McCartneyの新作の情報をチラホラ聞くようになってきた。タイトルは「Chaos And Creation In The Back Yard」。なんでも、ソロ・デビュー作「ポール・マッカートニー」のように、主要な楽器はすべてポールが演奏しており、原点回帰的な内容だとか。嬉しいような悲しいような・・・。そしてまたしても国内版はCCCDなのであった。SMEもレーベルゲートCD2からの撤退を公表したようだし、東芝EMIだけが時代錯誤を続けているように見える。
いつだったか、ライブ盤を集中的に買いそろえた時期があったのが、その時に全世界的に廃盤状態だったChicagoの「Chicago At Carnegie Hall(Chicago IV))」がデラックス・エディションとして遂に再発されるようだ。噂で聞いた限りではオリジナル盤は音質がいまいちだったとかで、今回は新たにマスターテープ+$i$N%j%^%9%?%j%s%0$,9T$o$l$k$h$&$J$N$G4|BT$7$F$b%$%$$H;W$&!#Cf8EHW$K 更にライブ盤と言えばPaul McCartneyのDVD「ライヴ・イン・レッド・スクウェア」も購入。2003年5月にロシアの赤の広場で行われたライブ映像を中心のドキュメンタリー・タッチな作品。良いんだが、ライブ映像の途中に挟まるロシア人のコメント(曰く「ビートルズは革命のBGMだった・・・うんぬん)がとにかく鬱陶しい。あまりに細かいカメラ割りもウザい。困ったちゃん。まだ全部は観てないのだが。
最近見た映画をザッと記録。「2046」思ったほどデカダンでは無かった。この「なんか惜しい」って感じは、時間をかけ過ぎちゃったときに良くある傾向。★★☆☆☆
「下妻物語」思いの外に面白かった。この土屋アンナって人はいい味だしてるねえ。声がスゴい。★★★☆☆。
「茶の味」後から気が付いたのだが「PARTY7」の監督だった。この人、才能あるのかしら?。ここにも土屋アンナが。全然、佇まいが違う。★★☆☆☆
「10億分の1の男」DVDのパッケージの解説に惹かれて観てみたが・・・イメージとちょっと違った。★☆☆☆☆
つーことで、まさか来るとは夢にも思っていなかったMusic Batonがイケダ氏から回ってきた。ちょっとビックリ。来るんだねえ。友達の友達はウンヌン。では以下に回答。
パソコンに入ってる音楽ファイルの容量
今見たら49.12GBだった。
今聞いている曲
Be Here In The Mornin' / The Beach Boys(from "Friends")。家ではiTunesをランダム再生している。たまたまこの曲。
最後に買ったCD
David Bowieのライブ盤(リマスター再発)「Stage」と「David Live」。なんでも、以前からDavid Bowieはこの2枚のライブ盤の出来に不満があったらしく(レコード会社の要請でリリースさせられた、契約枚数の消化のため、曲順が勝手に入れ替えられた、音質が良くない等々)、今回の再発にあたっては、過去の汚名挽回の意味もあって、本人も大乗り気だったそうな。未だ見ぬBowieのライブを夢見つつ・・・
もう一枚はGeorge Martinの引退記念作品「In My Life」。いろんなアーチストがThe Beatlesの作品をカバーしている。Phil CollinsやCeline Dionは無難な出来なんだけど、それよりもRobin Williams、Jim Carrey、Sean Connery等の(何故か)役者陣の健闘が楽しい。Jeff Beckの「A Day In The Life」は必聴(もちろんインスト)。
よく聴く曲、または自分にとって特に思い入れのある5曲
1:Please Please Me / The Beatles
僕をこんな人間にしてしまった罪深い曲。ファーストコンタクトはTV番組の「ポンキッキ」だったと思う。この曲が収録されている所謂「赤盤」を貸しレコード屋で借りた時から、長い長い僕の音楽道が始まったのであった。それにしても、英国の4人の若者が20年以上も前(当時、僕は中学生だった)に作った音楽が、こんな極東の少年を狂わしてしまうのだから、音楽は魔物である。
2:Beat It / Michael Jackson
The Beatlesに接したのとほぼ同時期(やっぱり中学生)に受けた音楽的な落雷。こんな強烈な音楽を目の前に突き出された僕は「あわわあわわ」と言うしか無かった。たぶん、リアルタイムでロック(的なもの)のカッコ良さに目覚めた最初の瞬間だったのだろう。PVの影響も大きかったかもね。レコーディング中、ギターソロを担当したEddie Van HalenにMichaelが一言「君、ギター巧いね」と言ったのは有名な話。アル・ヤンコビックは何処へ・・・
3:Karn Evil 9 / Emerson, Lake & Palmer
大学時代の音楽サークルでは何故かプログレを聴いてる輩が多かったのだが、一曲を選ぶとしたらELPのこの曲か。人生で最も音楽を聴いていた時期を代表して選出。ホント、毎日浴びるように聴いていたっけ。同じプログレでもYesやKing Crimson、Pink Floydなんかはそれなりにシリアスさを内包していたのだが、ELPはその点「軽薄」なバンドだったと思う。そこが好きだ(言い切り)。再結成コンサートで一曲目にコレが来たのにもビックリしたが、それよりもGreg Lakeの変わり果てた姿に一番驚いた。
4:星の彼方へ / フリッパーズ・ギター
YMO、ザ・フォーク・クルセイダーズとで悩んだが、同世代アーチストを代表してパーフリを選出。とっくに解散して、オザケンは隠遁生活に入っちゃったが、小山田(Cornelius)は今でも僕らの世代の音を出し続けていると思う。今でも続くシンパシー。
5:Je Te Veux / Erik Satie
今のところ、好きな曲No.1。完璧な曲。
さて、バトンを5人に渡さなきゃいかんのだが、ネット経由で伝達できる人(HPを持ってる人)の知り合いって少ないんだよな。困った。
PinkFloyd、奇跡の再結成映像。
いつの間にかLive 8。オープニングはPaul McCartney&U2の「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」だったらしい。ふむ。で、その音源が早くもiTunes Music Storeで売りに出されてる!。時間後には公開されてたっって言うから、チャリティーのためN5!IR@-!J%?%$%`%j!
いよいよスター・ウォーズ公開を控えて、究極のライトセーバーが発売に。これまでにも数々のライトセーバー(トイ)が発売されてきたけど、これが決定版かもね。あ、もうAmazonで売ってるし・・・むむむ。
この何とも言えない、奇妙で難儀な状況に置かれて、いろんな所にツッコミどころ満載なのだが、その数があまりにも多すぎて手に負えない感じ。取りあえず、主なものをピックアップ。
あんまり言いたくないけど、僕が倒れたり逃亡しちゃったりしたら、このプロジェクトどうなるんだろ?。大きな流れは上の人が制御したとしても(してないけど)、実際のきめ細かいレベルは放ったらかしだもんな。「こう決まったから、あとはよろしく」みたいな。なんかスゲー、レベルの距離を感じる。
プログレネタ(その1):ピンク・フロイド、ロジャーを加え再結成。関係ない人には関係ないけど、関係ある人には大ニュ−スな再結成。(参照:ライブ8)。
プログレネタ(その2):イエスの異色作『ドラマ』制作時のメンバーによるツアーが開催に。このニュースに反応できる人はどの位いるのだろう。あれ?トレバー・ホーンが参加してないってことは、ボーカルは誰?
Billy Joelの紙ジャケ再発CDを一挙購入。殆どヤケクソ状態かも。
世間的には「ストレンジャー」「ニューヨーク52番街」なんかに象徴される「ニューヨーク回帰時代」の作品が絶頂期とされているけれど、個人的にはそこに至る直前の「ストリートライフ・セレナーデ」がお気に入り。タイトル通り「街の吟遊詩人」といった趣がビリー・ジョエルの真骨頂だと思う。まさに才能の原石。現在は殆ど隠遁状態が続くビリー・ジョエルなのだが、過去の栄光を吹っ切った状態で、シンプルなシンガー・ソングライターとしてカンバックして欲しい。日曜日に休出してやってた事、全部チャラにされそうな雰囲気。なんだいそれ?。おまけに夜中の23時前にメールだけ寄越して、明日の朝10:00までに資料作れとか言ってくるし・・・まあ、僕宛に来た訳じゃないけど、また明日は軽く一悶着ありそうだな。しかしこんなんで本当に良いモン作れると思ってるのかねえ?。物作りの姿勢じゃないよな。何かとてつもなく大きい力に振り回されてるだけ。また同じ事が繰り返される。やりたい事とやらなきゃ行けない事がどんどん乖離していく。僕として、一技術者として何ができるんだろう?。考える。
金曜日の深夜にまたまた不幸の電話が入って、今日も休日出勤。まあ、土曜日は久々に丸々休めたからまだマシな方か?。取りあえず、今日に決めなきゃ行けない事は一通り決まったんで、明日からまたアクセクやらなきゃならん。で、その後の話、そのまた後の話と延々と続くんだけど・・・いつになったら終わるのかねえ。
帰りに会社の仲間とちょこっと寄り道して夕食。なんつーか、見方になってくれる人がいるってのは心強いね。ありがたい。
・・・が、こんな日になるとは思いもしなかった。三連徹(3泊4日)明け。やっと解放された。明日も仕事。落ち着いたら連絡します、と言いっぱなしの皆様ゴメンナサイ。取りあえず寝ます。
映画「コラテラル」を観る。ある晩、ロサンゼルスのタクシー運転手はヴィンセントという客を乗せる。彼は仕事の関係で今晩中に5ヶ所をまわるため、そのタクシーを一夜限りの「お抱え運転手」にする。ところがヴィンセントの正体は、冷酷非情な殺し屋であった・・・という物語。監督マイケル・マン。主演はトム・クルーズ ・・・なのだが、非常な殺し屋という役所だからか表情も台詞も少なく、どちらかと言えば共演のジェイミー・フォックスがメインとなっている。映像の切り取り方なんかはセンスを感じさせるのだが、ストーリー中盤で少し緊迫感が薄れてしまう部分があったのが残念。娯楽作品としてはそれなりなんだけど、結局ヴィンセントがどういう人物だったのか分からずじまいで、ちょっと一貫性に欠けるかも。惜しい。★★☆☆☆。
KRAFTWERKのオフシャル・ライブ盤「Minimum Maximum」がリリース予定。ん?ライブ盤?。音よりも映像が欲しい。
HISが復活。NHK放送80周年記念曲「oh,My Love〜ラジオから愛のうた〜」の製作に向けた再集結なのだが、記事にあるように是非ともアルバムを作って欲しい。言うまでもないが、1stアルバム「日本の人」は僕が未だに愛聴している名盤である。
真心ブラザーズが復活。
「なぜ、今、再びやるのか」と問われても「やりたくなったから。」としか答えようがないのが本音です。う〜ん、楽しみ。サンボマスターのブレイクと結びつけるのは深読みし過ぎか?。
良く分からないのだけれど、様々なミュージックビデオを公開しているページ。アーチストば妙に偏ってるのが気になるけれど、The DoorsのLight My Fireなんかが紛れ込んでたりしてウッカリ見入ってしまった。
映画「アダプテーション」を観る。「マルコヴィッチの穴」で一躍有名になったチャーリー・カウフマン。彼の次の仕事は蘭の不法採取をしていた男について書いた本の脚本化だった。しかし、全くペンは進まず、話も進まず、ただ時間だけが過ぎてゆく・・・という物語。監督スパイク・ジョーンズ。脚本は主役のモデル、というか本人のチャーリー・カウフマンと弟のドナルド・カウフマン。主演のニコラス・ケイジがこの双子の兄弟の二役を演じている。この映画の独創性を文章で表現するのは不可能だ。現実のシーンと想像のシーンが入り混じり、おまけに脚本家の書き進めるストーリーが時間軸に縛られずに絡んでくるので、最初は何が何だか分からないうちに話は展開していく。連続撮影された写真をランダムに見せられて、そのイメージを膨らませていくような感じだ。普通なら混乱してしまいそうな演出なのだが「イメージの想像させ方」が見事なので、徐々に作品に引き込まれていくのが気持ちいい。面白いのはチャーリー・カウフマン、本当にこの脚本を書き上げるのに一苦労だったのね、という感じがヒシヒシと伝わってくるところ。自分の中の禁じ手を「禁じ手」として名言しちゃってるのが痛快。とにかく、こんな映画は他に無い。何をどうやったらこうなるのか?(笑)。★★★☆☆。
で、この作品。一言で言えば「濃い」映画だ。暴力シーンはもちろんだけれど、インパクトに満ちたシーンの連続は観ている者をグイグイと引き込んでいく。凄まじい。韓国映画界のひとつの到達点。ただ、ここまで濃い映画を作らないと突出できないのか、ってのは少しある。最近の韓国映画はどれも「濃い」ような気がする。近いうちにその反動がくると思うんだが。現在が日本のコミックだという話を耳にする度に、日本の映画界は何をやってるんだ?という気持ちにさせられる。とにかく観といて損は無い。★★★☆☆++
Tiger考察。思っていた通り、コレといってこれまでの操作性とあまり変化は無い。良い意味でも悪い意味でも・・・。最初につまずいたのはDashboardのWeather。ちっとも天気予報が表示されない、なんでだろ?と思ってたらココに回答が。Cityの入力欄にTokyoと入れたら、そこでReturnキーを押してAccuWether.comから情報を引っ張って来ないとダメなのね。そんなん分かるかっちゅーの。
噂のSpotlightは確かにスムーズに目的の文書に辿り着く事ができるような手法を提供している。但し、仕事で使っているなら便利かも知れないけど、自宅で個人的に使っている人にはあんまり必要無いかも知れない(それなりに自分で探せる)。まあ、そのうち「Spotlightがあって良かった!」と実感する日が来るのだろう。今すぐって訳じゃないけど。
Safari RSSは「だから?」って感じ。ブラウザ・レベルでのサポートってのは革新的なのかも知れないけど、何をどう使うとこの機能が便利なのかが今のところ理解できていない。RSSの機能をベタに使うんじゃなくて、これを使うとこんな便利な事ができるんですよ!という具体的な提案が欲しかった。ブックマークでの管理の仕方が今ひとつ良く分からんし。
iChat AVの三面鏡チャットは、3人揃わないと試せないのね。当たり前だけど。
そうそう、今日はTigerが届く日なのだ。別にどうしても欲しい機能があった訳じゃないのだが、なんか目新しい事でも無いと気持ちが淀んでしまいそうなので。でも、この程度の変化じゃまるで追いつかないと思い、思い切ってApple Cinema Displayの23インチも購入。そう、今日は久しぶりのAppleの日なのだ。さっそくセッティングしてみた。心の準備はしていたのだが・・・デカい、やっぱデカい!(笑)。1920×1200。横に長〜い。表示は非常にクリア。良いんじゃない。ただ、せっかくの美しいフォルムに対して、これまで以上に気にかかるのがキーボードとマウスのケーブル。非常に美しくない。邪魔だ!。ってことはワイアレスのマウスとキーボードを買えって事か?。う〜む。
某大手M電気の工場内の一室にて、ユーザより状況をヒアリング。この時点で、親会社の担当者が言っていた「今日の訪問目的」とは全然違うことを言われる。これは、調査のためにこちらが用意したデバッグ用のモジュールは全く必要が無くなってしまった事を意味する。一応の窓口は大阪から駆けつけた営業担当、その技術的フォローが親会社の担当者、その後ろに僕、という伝言ゲームみたいな歯がゆい状況が続く。名刺交換すら許されなかった。
で、「障害」と言われた事象のヒアリングと再現確認。しばらく黙ってみていたが、営業担当も技術担当も異常に要領が悪く、ちっとも原因の切り分け作業に入れない。痺れを切らした僕は「こういう操作をしてもらえますか?」と技術担当に耳打ち。それが、これまた伝言ゲームのように営業担当に話が伝わって、やっとの事でユーザに話が届く。やってみたら僕の予想通りの結果が出て、原因を切り分ける事ができた。要は接続しているハードウェアの設定が正しく無かったのだ。操作はわずか30秒、ここに来るまで2時間を要した。この時点で初めて分かったのだけれど、ユーザが確認に用いていたのは1ヶ月前に提供したβ版であったのだ。数日前に完成した正式版マスターで同じ操作を試みてもらう。結果、こちらでは全く問題なく動作することを確認。つまり、原因1:ハードの設定が微妙だった。原因2:どちらにせよ最新マスターではちゃんと動作する。という呆気ない幕切れ。この程度の事ならわざわざ客先まで出向かなくても、きちんとヒアリングさえ出来ていればこんな大騒ぎをするこたー無かったのだ。なんなのこれ?。営業担当、技術担当のあまりの要領の悪さに閉口するしか無かった。まあ、解決したから良かったけど。
今日で後輩が退職。数年前から、この仕事への適性などについて相談を受けていたのだが、いろいろ考えた末での決断であったようだ。次にやりたい事が(ボンヤリとではあるが)見付かったみたいなので、これで良かったのだと思う。正直、飛び抜けて仕事ができるというタイプでは無かったのかも知れないけれど、天性の実直さはうちの部内でもピカ一だったし、僕が最も評価していたのはその部分だった。その気質があれば何でもできるよ。大丈夫。頑張りすぎないよう頑張って欲しい。
深夜に帰宅。もうクタクタ。限界。眠ります。
親会社の技術担当から「顧客からこんな事象が起こってますよ」というメール。よくよく読むと、今回のリリースではサポートしない機能について言及している内容であった。はて?と思いつつ担当者レベルでメール&電話でやりとり。「この機能はサポート対象外なのに、なんで使おうとしてるんでしょうかねぇ?」ってな感じでその場はオシマイ。実際、その機能は全く動作確認をしていないし、ドキュメントにもその旨をキッチリ明記してある。
その後、再び親会社の技術担当から「サポート対象外なのは分かってますけど、どうしてこんな事象が起こってるのか推測で良いんで見解を貰えますか?」というメール。くどいようだが返信メールの冒頭に「サポート対象外」をこれまたキッチリ明記し、その上で発生している事象についての見解を述べた。述べた、って言っても何の動作確認もしていないので殆ど当てずっぽうに近い。だってその機能、動かした事すら無いんだもの。この辺りまでは、その技術担当とこちらの意識は「なんででしょうねえ?」というレベルで一致していた。
問題はここから。突然、手の平を返したように技術担当から「この機能は今回のリリースで実装すると営業&技術レベルで合意済みのはずです。これは障害です。」とのメール。
は?
もちろん、そんな合意など有りはしない。つかアンタ、ついさっきまで「サポート対象外」という言葉すら口にしてただろーが!。何をどうしたら、こんなパラノイア的なメールを出せるんだ?。よくもまあ、いけしゃあしゃあとこんなことができるねえ。別件で別の技術担当と電話で会話した際にツッコンんでみた。僕「さっきのメールの件、あれ何ですか?」。担当者「いやあのその・・・」。僕「あの機能はサポート対象外って事で合意してますよねえ?」。担当者「いやでも、この機能はあの機能の一部として含まれるって話になってたような・・・」。僕「なってませんよ!。ドキュメントにも明記されてますし、打ち合わせの時も動作確認の時も一切、そんな話は無かったですよねえ?」。担当者「まあそうなんですが・・・」。僕「ちなみにユーザ提供はいつなんですか?」。担当者「明日、持って行きます」。僕「じゃあ今更どうこうって話でも無いんですよね?」。担当者「・・・」。僕「そちらがユーザにどのような説明をしたか知りませんが、少なくともこちらはそういう認識ですし、***さんも同じ意識ですよね?違いますか?」。担当者「そうなんですけど・・・@?#%$&’」。アホ臭くなったので、再度こちらのスタンスを明確にして電話を切った。今更、何言っとるねん。ムカツク。
帰宅途中、部長から携帯に電話。僕の頭上を通り越して、向こうの上司からこちらの上司に話がエスカレーションしたらしく「少なくともNOという回答は無い」とのありがたいご指示。またこのパターンかよ。僕がこれまで必死にやって来た事、意味ないじゃん。明日の朝一で対策会議。もう怒りを通り越して何だか良く分からない状態。仕事って何だ?ビジネスって何だ?大人って何だ?ぐったり。
King Crimsonのデビューアルバム「21世紀の精神異常者」。99年に発売されたリマスター盤は「本当にリマスタリングされたのか?」と疑ってしまう程、異様にモコモコしたサウンドであった。あまりにモコモコなので逆に「これは意図的なモノなのか?」と勘ぐったぐらいだ。それもそのはず、実はこの作品のオリジナルマスターは長らく紛失状態にあって、そN%j%^%9%?! 当たり前だが、一般的なリマスターによる音質向上とは分けが違う。今まで熱心に聴いていた「モコモコ」は何だったのか?と呆れてしまう程にクリアなサウンドである。「ムーンチャイルド」の幻想的なギターのイントロが、より幻想的に響き渡るのであった。練プ連の皆様、リマスター盤は数あれど、これこそ買いです。 僕の好きなモノ:素晴らしい音楽に出会う瞬間、日常を忘れさせてくれる映画、会話のある夕食、「俺って天才かも」って思う瞬間(あっという間に消滅するけど・・・)、朝寝坊、天気の良い日に散歩、突然の「最近どう?」的なメール、自分の確信が他人と共有できた時、信頼できる人と過ごす時間、笑顔。
AdobeがMacromediaを買収。えっ!、マジですか?。コンテンツ作成ツールはAdobeの独占状態か。
高田渡氏が死去。フォークには滅法疎い僕なのだが、記事中にもある「いせや」で午前中から一杯やってる姿を何度も見かけたっけ。ニュース23でインタビューを受けていた場所が、明らかに「いせや」の2階だったりね。フォークの神様、ほんとフツーに飲んでたからね。合掌。
サンボマスターについて追記。音楽性とかサウンドとかは別段、これまでの他のバンドと取り立てて突出している訳じゃないのだ。ノリノリの今時ロックンロール。そんなバンドは星の数ほどいるのだけれど、なんつーか・・・真心ブラザーズに初めて接した時と同じような感覚とでも言えば良いだろうか。こいつらから放射されているこの異様なエネルギーは何なのだ!って感じ。言いたい事があって、出したい音があって、それを心の赴くまま、ダムが決壊するかの如くのパワーでグイグイ押しまくる。歌詞だって冷静に聴き返してみればこっちが恥ずかしくなるような照れくさい内容なのだけれど、そういうのも全部受け入れて、それでも尚ロックする。カッコ悪いのがカッコ良い。そんな姿が僕の何かを揺さぶったんだろうなあ。「ロックの初期衝動」なんつー言葉が頭を過る。
映画「見知らぬ乗客」を観る。テニス選手として有名な青年が、列車の中で不思議な男に遭遇する。その男は互いに憎しい人物を殺すと言う「交換殺人」について語り始める。アルフレッド・ヒッチコックの秀作。ヒッチコックの映画はどれもそれなにの水準に達していて、映画的な魅力も満載なので基本的にハズレが無い。ただ、その作品から得る楽しみのレベルはどれもほぼ均一なので「予想通りに面白かった」というのが正直な感想。観といた方がイイとは思うのだが、急いでみる必要は無いって感じ。ふと、思い出したように「今日はヒッチコックでみ観るか」という接し方がベターかも。★★☆☆☆++。
僕もイヤホンを購入。SHUREのE2cはカナル型(所謂「耳栓」タイプ)の中でもちょっとだけ高級品の部類に入る。音質はちょっと低音が上品かなと思うぐらいで、かなりのクオリティー。少なくとも僕が今までに使用してきたイヤホンの中では最高である。
ただし、購入するまで気が付かなかったのだが、装着するためにはイヤホンを耳にはめて(突っ込んで)、コードを耳の前側から耳の上側に引っ掛けるようにして後ろに回して、コードが背中に来るようしなくちゃならない。これをiPodに接続するには背中から前にコードを回してこないといけない。要は凄く面倒くさいのだ(苦笑)。コンサートなどでボーカリストがモニタースピーカーの代わりにイヤホンを付けてるのを見かける事がある。そのコードは顎の下に来るのではなく、何となく背中を通して何らかの小型の無線機か何かに接続されてるだろうなあ、というアレ。とどのつまり、このイヤホンはアレなのである。プロ仕様。確かに音はイイんだが、使い勝手がねえ。困った。
麗らかな春の日。せっかくお台場にいるんだからと、お昼休みに公園付近を散歩してみる。ベンチに座ってコンビニで買って来たハムサンドなどを食べながら、春の日差しを謳歌してみる。とそこへ、どこからともなく猫ちゃん登場。のそのそ〜っとやって来て、なついてくるでも無く。ニャーと泣く訳でも無く、眠そうな顔して昼食中の僕をジーっと見ている。腹減ってんのかな?とサンドイッチの切れ端を近くに放り投げてみる。すると、のそのそ〜っと近付いて来てムシャムシャと食べ、また僕をジーっと見ている。また切れ端をあげると、またムシャムシャと食べ、また僕をジーっと見ている。そんなことの繰り返し。そうか、お前も一人(一匹)か。仲間じゃないか。何も言わなくても分かるよ。一緒に春の日差しを楽しもうじゃないか。と思ったのも束の間、僕がサンドイッチを食べきると「なーんだ」という顔をして、のそのそ〜っと帰って行った。やっぱ目当てはそれかい。
新しいチーム編成が発表されたその日から、各自それぞれが担当するプロジェクトに向かって動き出した。これまで僕が担当していた作業は、数人の若手リーダが引き継ぐ事になった(ってことは、これまでどんだけ働いてたんだ、俺?って話はある)。その夜、早速その若手リーダー達は今後の方針や作業の分担などのミーティングを遅くまでやっていたのだが、喫煙ルームに向かう僕がその横を通り過ぎたときに、これまでに感じた事の無い得も言われぬ複雑な心境になったのだ。それは「このミーティングに僕が参加していない」という事実を目の当たりにした瞬間なのであった。もの凄い喪失感、と言うか寂しさだなこれは、どちらかと言うと。助け舟を出すな、若いのにやらせなきゃダメだ、遠くで見守ってろ、と部長にも課長にも同じ事を言われた。それはもちろん理解できるのだけれど、答えが喉まで出かかっている状況をじっと耐え忍ばなければならない、という今の自分の状況を未だに自分の中で整理できていない。これは思いの外に難しい事なのであった。
この8年間、それはそれは壮絶でドラマティックな出来事が山ほどあった。山のような英語のドキュメントを2ヶ月かけて翻訳し、初めてドライバが動いた時には腰を抜かし、スキー場で素晴らしいアイデアが閃き、まだ動いてもいないのにパンフレットだけは着々と準備が整い、危うくパッケージのデザインがライオンがガォーの写真になりかけ、下に付いた後輩が女性ばかりでいつしか女学院と呼ばれ、やれ障害が出たと聞けば北の国まで飛んで行き、やれパッチを配れと言われれば山奥の廃れた列車に揺られ、米国では特許が成立し、西ドイツの展示会に出向き、中国でお腹を壊し、最初は2人で始めた小さなプロッジェクトが今や100名体制。何百本売れた、何千本売れた、何万本、何十万本、そして今年はいよいよ百万本の大台に迫る勢いである。とにかく、エピソードには事欠かない、もの凄く濃縮された8年間であった。
気が付けば僕も30代半ば。いよいよこれまでの作業は後進に任せて、その上に立たなければならない立ち場になりつつある。外された訳じゃ無い、って事は重々承知しているのだが、それでもこうやって蘇ってくるいろんな出来事の数々が僕の感情を強く揺さぶるのである。バトンを渡した後輩達は皆、僕の予想以上に責任感を持って任された仕事に取り組んでいる。僕が彼らの立場だったら「え〜っ、できないよぉ」って言ってただろう。彼らのモチベーションというか、大きな仕事を任された責任感というか、スゲーなあって思う。もしもそれが、僕がこれまでに築き上げて来た何かに触発された結果なのであったら、それがホンの少しの部分であっても、こんなに嬉しい事は無いのだが・・・さて、どうだろう。
そして僕はこれから何ができるのだろう。暫くは彼らの立ち上げに協力する立場なのだろうけれど、それが軌道に乗った後、僕は彼らを導くような人物になれるのだろうか?。分からない。全く自信は無い(カリスマ無いしなあ)。しかし、8年前の僕は今の僕を全く想像だにしていなかったのも事実。当面の僕の仕事は目の前で燃え盛っている大火事を早急に鎮火させ、そこに小さな花を咲かせる事である。そんなところに花なんて咲くわけないじゃん!ってところに花を咲かせる事ができれば、その喜びも大きいはずだ。行けるところまで行ってみよう。なんかあんだろ、そこには。嬉しい事と悲しい事は交互にやって来るのではない。同時にやってくるのだ。
映画「ビッグ・フィッシュ」を観る。度重なる父のホラ話で親子関係が疎遠になっていた息子。だが、母から父に死期が迫っていると聞かされた息子は、気まずい思いで帰郷する。しかし、病床にあっても相変わらずの父の大ボラ吹き振りにウンザリするものの、幼い頃に聞いた父の冒険譚に、いつしか息子は引き込まれてゆく・・・という物語。監督ティム・バートン、主演ユアン・マクレガー 。息子は父親の姿を彼のホラ話でしか知らない。なのでそのホラ話に沿った形で父の人生を振り帰って行く、という設定が面白い。ホラ話を映像化するんだから必然的にファンタジーになる訳で、そこはティム・バートンの十八番なのね。なるほど。でも、単純なファンタジーと見せかけて、実は純粋な家族物語として現実に結び付いて行く様が非常に美しいし、とても共感できる。恥ずかしながら、終盤では久々に顔をクシャクシャにして涙してしまった。その人の人生の大きさみたいなものは、人生の最後のイベントで初めて明らかにされる事もあるんだよね。凄く素敵なお話である。必見。★★★★☆。
映画「ネメシス」を観る。劇場版スター・トレックの・・・第何作目だろう?(苦笑)。トレッキー以外にはお勧めできない感じ。映画としてはそれなりに良くできている。★★☆☆☆。
会社始まって以来のビッグ・プロジェクト。その大争乱の中心に身を置いている。今の状況はこれまでの僕の思考パターンでは理解できないだろう。理解できないから「や〜めっぴ!」するのか、全く違う価値観を身に付けて行くのか、運命の分かれ道なのかも知れない。さっき母親と電話で会話したときに、かつての父親がどういうスタンスだったのかを、それとなく聞いてみた。仕事に対して非常に「どん欲」だったらしいのだ。これにちょっとした衝撃だった。僕が接していた父親の姿からは全く気が付かなかった事だからである。今、父親が生きていたら、僕にどうしろと言うだろう。
全く持って考えはまとまっていないのだが、ともかく違うレベルへ移行しなきゃいけない時期である、って事は分かったような気がする。もう少し考えてみる。
特筆すべきは、登場するキャラの設定が異様に濃いって事だろうか。ユマ・サーマン、ルーシー・リュー 、ダリル・ハンナ等の持つ女優的なイメージをことごとく破壊しているし、栗山千明が演ずるゴーゴー夕張も結構エグい事になってる。とは言う物の、ゲスト扱いのサニー・チバ(千葉真一)は、なんかフツーのオッサンみたいでオーラが無かったなあ。まあ、タランティーノの個人的なレスペクトなんだろうねえ。
それと、とにかく最初から最後まで遠慮無しの暴力描写且つ流血のシーンが延々と続く。日本刀をバンバン振り回して、腕とか首とかがバンバンとチョンパされる。そういうのが苦手な人は全く受け付けないだろう(これ、テレビで放映できんのか?)。個人的に、タランティーノ作品では最初の「レザボア・ドッグス」のクールで且つ過激な作風が好きだったのだが、こちらはもっとマンガっぽい雰囲気だ。これが21世紀のタランティーノなのだろうか。インパクトはあるけど、深みは無いねえ。いや、そんなに悪くは無いのだが。
ちなみに、この作品は故深作欣二監督に捧げられている。これもタランティーノのレスペクトなんだろうけれど、深作氏は任侠映画を撮った事は無いんだよねえ。はて?・・・(苦笑)。★★★☆☆。
主演は前作でほんの一瞬、回想シーンなどで登場していたエディソン・チャンとショーン・ユー。それぞれ後のアンディ・ラウとトニー・レオンになるのだが、この2人が必要以上に男前(笑)。それに負けない位に内容の方もスリリングで面白い。エンディング近くにキャストが全員集合する緊迫したシーンでは、マフィアのボス(No.2の暗殺を試みる)、かつてNo.2だった男(ボスの家族を監禁)、それを追う刑事(ボスの父親の暗殺を手引き)、ボスの異母兄弟で子分(実は潜入捜査官)、刑事の部下(実は潜入マフィア)、という何だか良く分からないけど凄い構図が繰り広げられる。ほんの1シーンでこれだけ複雑な関係を表現していて、「この先どうなっちゃうの?」感が怒濤の如く押し寄せてくる。。凄まじい展開である。
このシリーズ、香港版ゴッドファーザーとの呼び声も高く、春には第3章「インファナル・アフェア III 終極無間」が公開される。さて、どうなっちゃうんでしょう。久し振りに、次回作が楽しみな作品。★★★☆☆++。
「よく眠れる音楽」と聞いて思い出すのは、まずはThe KLFの「Chill Out」。なんつーか瞑想系。元を辿ればBrian Enoの「Ambient 1: Music for Airports」に行き着くのだろうか?。確かイーノ本人は「こんな音楽が空港で流れていたらイライラするだろうな」という皮肉を込めて作った、という話を聞いた事があるのだが、出張でドイツに行った時にハンブルグ空港でこの音楽が本当に流れていたっけ(苦笑)。所謂ひとD$N4D6-2;3Z7O!#:G6a$N$*5$$KF~$j$OGlobal Communicationの「76:14」。なんでも「アンビエント・ミュージックの大傑作」なのだそうで、「大傑作」と言われても内容はやっぱり「ほわ〜ん、ぽよ〜ん」ってな感じで、その差はあまり分からない。分からないけど良く聴いている。
サイトのレイアウトを変更。実は去年からシコシコと作り続けていたのだが、仕事がバタバタし始めちゃったので、ずーっと中断しっぱなしの状態だったのだ。かなりヤッツケ仕事っぽいので、今後も少しずつ微調整をして行く予定。ホントはMovable Typeとか使ってBlogっぽい事もやってみたい気もするのだが、原本を単純なテキストで管理したいのと、そこまでやるエネルギーも時間も無い、っつーのがある。誰か手取り足取り教えてくれないかしら。
デスマーチとは端的に言えば「もともと破綻する運命にあるプロジェクト」で す。開発期間がもともと必要量より少なかったり、必要な開発者がほとんどい なかったり、もともと無理な性能を要求されていたりする時に起きます。もう、これ以上でも以下でもないのである。最初っからダメだと分かっているのに、何らかの(とても奇妙な)要因によって、そのプロジェクトにGOが出てしまうのである。一端の大人であれば最初の時点で判断ができるもんなのだが、できない人に限って重要な役職に就いていたりする。大人の世界って不思議。
デスマーチが本当に恐しいのは、それが洗脳を伴うからです。軍隊で新兵をし ごいて根性を叩き直すのと同じです。軍隊は、人殺しが仕事であり、毎日が殺 すか殺されるかの瀬戸際にあります。まともな精神ではこんな特殊な状況に適 応できません。だから一種の洗脳をほどこして、軍隊の考え方を叩き込むので す。説得や理解ではなく、文字通り「叩き込む」のです。これはプロジェクトの渦中にいる人のそうなのだが、その周囲にいる関係者も「ああ、あそこのプロジェクトは火を吹きまくってるからなあ・・・(苦笑)」と、いつのまにかブラック・ジョークのネタにしてしまうのである。そういう僕も、当初のハラハラドキドキ感は次第に薄れて来て、お手上げ状態がずーっと続いていてそのまま手を上げっぱなし、みたいな感じになってきている。恐ろしいもんで、ずーっと手を上げていると、それが当たり前に思えてくるのだ。ふぅ。
デスマーチが進行すると、そこに適応できない人の士気が低下し、適応できた 人の士気は向上します。この差がトラブルを引き起こします。ハイになった人 にとって、なぜこの期に及んでやる気をなくしている人がいるのかが理解不能 なのです。ここ最近、僕の近隣で繰り広げられてるシーン。現場に近ければ近い程、状況に対してクール(諦めの境地)であるのに対し、上に行けば行く程「この状況を打破しなければ」的な悲劇のヒロイズムが某著に現れてくる。現場のムードを全く感じ取る事無く「全力で対処させていただきます」なんて回答を出しちゃうのは、この辺りの論に該当するのだろう。詐欺じゃん、それ。
開発者に「無理だ」と言われたプロジェクトに対して「そこを何とかお願いし ます」と言ったとき、「わかりました。なんとかしましょう」とだけ言われた としたら、何かが根本的におかしいことに気がつくべきです。なんとかできる ということはつまり無理ではなかったということです。「わかりました。そのかわり・・・」と何らかの妥協条件がつかなくてはなりません。当たり前の話なのだが、求められている機能と提供までのスケジュールが噛み合ない時には、どちらかもしくは両方の一部をトレード・オフしなくちゃならないのである。人を増やすとか、倍の時間働くという解も無い訳ではないが、その場合はプロジェクト管理の難しさと品質的なリスクを背負わなければならない。この解を選択したプロジェクトで成功した例は、少なくとも僕が見て来た範囲ではひとつもない。男だったら断る勇気を持て!。なぜなら、それがお互いにとってベストな場合もあるからだ。もう21世紀なんだから「死ぬ気でやれば何とかなる」って考え方はやめませんか?。そういう人はもう必要ありません。
一応、ちゃんと経緯を書いておこうか。事の発端は去年の末。例の相手先の会社が某大手企業にとあるシステムの提案をしたんだわ。その提案つーのはウチの会社のシステムを元にしてるんだけど、存在しない機能やその時点では実現不可能(少なくとも可否の判断に膨大な時間が必要)な機能、おまけに無茶苦茶なスケジュールを勝手に提案書に書いちゃったのね。もちろんその提案書はウチの現場レベルの関係者が目を通してて「こんなこと勝手に書かれちゃ困りますよ」って突っぱねてる訳だ(と聞いている。この辺りの真偽も今ひとつハッキリしてない)。それを勝手に無視して、勝手に提案しちゃって、恐ろしい事にそれが通っちゃったって訳。で、ややこしいのがウチの会社と相手先の会社との関係。規模と言うか政治力というか、ウチの会社は圧倒的に立場が弱いんだな。僕の上司の上司の上司辺りのレベルで「やってくれるよな!」「はい、やります」みたいなやり取りがあったとか無かったとか・・・(つか、どー考えてもあったんだが)。さすがに僕のレベルでも「こいつはどう考えてもヤバい」と思い、やっとの事で関係者を集めて、沈没の危機に瀕している船の状況を(ムッとされながらも)必死こいて説明した。このままでは全滅しますよ、と。
で、そこで出た結論。上司の上司の上司「やるしかない(の一点張り)」。上司の上司「・・・」。上司「(会議の後で)まあ、言う事は言ったんだから良いんじゃない」。現場の担当者「だって上がやれって言うんだもの・・・」。結果、どうなった?。僕の言った通りになったよ。信じられない事に、ウチの会社は未だに「なんとか間に合うように頑張ってます」というフリをし続けている。相手先の会社は「だって、やるって言ったじゃん」とばかりに強行に押してくる。その挙げ句の果てが前述の「見張り」なのだ。見張ったって状況は何も変わらないのに。恐らく相手先の会社でも現場レベルでは状況は分かっているんだ。向こうでもウチの会社と同じような「上司の上司の上司が言ってるから・・・」的なことが起こっているのだろう。なんですかこれは?。僕はかなり早い段階からアラームを上げた。このままじゃマジやばいっすよって何度も言った。けど、何も変わらなかった。どうしろと言うのだ。僕はこの件の直接的な担当者ではないのだけれど、そのベースとなる部分はにはかなり関与しているプロジェクトである(こんなものをプロジェクトと言うのもアホらしいのだが)。だから完全に無視を決め込められないのだ。どうしてこんなことで僕が戦々恐々としなくちゃならんのだ。あーアホくさ。書いててアホらしくなってくる。もう、どうにでもなれ〜。願わくば、跡形も無くなる位に大爆発してくれ。
この件とは別に、今日はやる気のある面々と見事な連係プレーが出来た。全員、本気で精一杯に取り組んでたもんね。一瞬、全てがパーになりかけた場面もあったりしたけど、それも何とか無事に回避。お偉いさんが絡んでないと、なんでこうスムーズに事が運ぶかねえ。これに関しては少しだけ充実感を得られた。こんなこと久し振り。
PINK FLOYDの「ザ・ウォール・ライブ アールズ・コート 1980-1981」を聴く。パンク・ブームが吹き荒れる中、プログレ・バンドが次々と絶滅していった頃の80〜81年に、殆ど唯一成功を収めたと言っても過言じゃないアルバム「The Wall」を引っさげた伝説のツアー音源。実際のコンサートでは進行に合わせて大きなブロックが次々と積み上げられて大きな壁となり、ラストではその壁が激しく崩壊するといった演出が行われたそうな(おかげで収支は大赤字だったとか)。このアルバムと同時に同名の映画も製作された。
フロイド・ファンの間でもアルバム「The Wall」は好き嫌いが分かれるアルバムである。それは傑作「エコーズ」「狂気」「炎」の幻想的であり且つポップであった頃のピンク・フロイドに思い入れが強ければ強い程、「The Wall」は名作であることは認めつつも、それまでの作品とは異質に感じられるのである。サウンドが大きく変わった事(幻想的な音場は控えめに、よりタイトになった)、メッセージ色が強くなった、初のアルバム2枚組でありつつ全面を使った壮大なロックオペラあったこと、などがその大きな要因として挙げられる。正直、僕も嫌いではないけれど、そのサウンドの変化があまりに突然に感じられたのである。
ところがこのライブ盤を聴いてみると、その演奏はちゃんと「エコーズ」「狂気」「炎」の延長線上にある事が良く分かった。時代の流れか1曲1曲の時間は短くなり、よりタイトに変化はしているものの、紡ぎだされるサウンドは間違いなくピンク・フロイドそのものなのである。個々の楽器の音像がはっきりしないミックス(もの凄く音の良いオーディエンス録音みたい)なのが少し残念なのだが、大きな会場の真ん中にピンク・フロイド・ワールドがボンヤリと出現したような印象であり、これは意図された事なのかも知れない。逆説的に「The Wall」のイメージを変貌させられた一枚。
田中助教授は、「オリジナルがほしい人はコピーの有無にかかわらず購入し、コピーを利用する人はコピーを禁止されても購入するわけではない。両者の需要が違うため、影響はないのではないか」と分析した。至極、真っ当なご意見。だから言ったじゃない。但し、記事中にもあるように、著作権保護の適切な水準が必要なのは確か。あれだけ騒がれたのに、やっとこさっとこマトモなデータが出て来たねえ。もう既に世間の流れは脱CCCDなんだけど。
アクリルアミド。炭水化物が多い高温加熱食品に含まれる有害物質なのだそうな。で、要注意食品はフライドポテト、ポテトチップス、コーヒー、パン、トースト・・・げげげげげ、めちゃくちゃ食ってるやん!。今更そんなこと言われても。
Vision Station。マルチモニタならぬ半球面モニタ。これってゲームとかシミュレーターぐらいにしか使い道が無いような。アフターバーナーを思い出してしまった。「大きくてグリングリン動く筐体」ってのは言い得て妙。
眠りながら考えた。ひょっとしてスピルバーグ監督ってもう終わってるんじゃないだろうか?。「ジョーズ」が映画界に与えた衝撃度ってのは凄かったし確かに名作だとは思うのだが、それ以上に重要なのはそれまでのアメリカン・ニューシネマ的な業界の指向とか作風とかの息の根を完全に止めてしまったことだ。「ジョーズ」以降における「ハリウッド映画」というイメージの指し示すところは、芸術性よりも娯楽性を優先させた大エンターテイメントとしての映画、といった物に変貌する。後のスピルバーグ氏の言動などを垣間みると、本人はあまりその事を意識していなかった節がある。作りたい物を作っていたら、いつのまにか映画業界が変貌してた、ってところなんだろう。そういう意味ではスピルバーグ氏には罪は無いのかもしれない(好きな監督では無いが・・・)
そして「未知との遭遇」や「E.T.」など、娯楽大作でありながら時代のマイルストーンとして確実に記憶に残る作品を次々と世に送り出す。そして「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカス監督との出会いにより「レイダース」「インディー・ジョーンズ」で、強烈なトドメを指す事になる。スピルバーグが作りたい映画と、世の中(映画会社)は欲しがっていた映画が一致していた、ある意味で幸せな、ある意味で後戻りができない行進のような、そういう時代であったと思う。
この後、スピルバーグは明らかにオスカー狙いと受け取れる作品を連発することになる。「カラーパープル」「太陽の帝国」「シンドラーノリスト」。金が儲かった後はやはり名誉が欲しくなるのだろうか?。やっとの事で念願のオスカーを手にした後、なんとも掴み所のない、映画としてはどうでも良いような作品が続く。その真骨頂が「A.I.」であり「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」であり「マイノリティ・リポート」であり「ターミナル」となる。それぞれ興行的には成功を収めているのだが、映画としては歴史にも記憶にも残らない「薄い」作品と言わざるを得ない。そして次はトム・クルーズと再び組んだ「宇宙戦争」である。やっぱり話題になるし、それなりにクオリティーも高いのだろうけど、映像的な革新性とは別に、この作品も「薄い」のであろうことは想像に難く無い。
誰も指摘しないけれど、スピルバーグは現役の映画監督として、もはや時代遅れなのでは無いだろうか?。大物俳優と組む、莫大な制作費をつぎ込む、ツボを抑えた監督としての手腕、それらは誰もが認める実力なのだけれど、その実力ってのは今考えるととても大時代的な感じがする。面白いけど記憶に残らない、商品としてはそれでも良いのかも知れないけれど、なんつーか、どこかのあるタイミングから安全パイな職人になちゃった感じがするのである。まあ、あそこまで大物になっちゃったら、あんまり冒険も出来ないんだろうというのは分からないでもないんだけどね。他の大物監督も似たようなもんだから。少なくとも、こんな風な映画業界に変えてしまったのはスピルバーグであるのは間違いない。近いうちに、その反動が来るような気もする。今のバート・バカラックやバニー・マニロウがダサい音楽家の代名詞になっちゃったのと同じような時代が来るという意味で。
ディカプリオ、残念でした。あんたはまだ若い、まだまだこれからっす。スコセッシ、もっと残念でした。グレちゃうんじゃないかしら。お仕事的な大作じゃなくて、撮りたい映画を撮る方が良いんじゃないかしら。
怒られ損は別に構わんのだが、自分のしでかした失態の尻拭いを僕にハメようとする輩はいるわ、問題を解決する振りして実際には先送り&他人任せにしてる輩はいるわ、しらーっとその場からいなくなる輩はいるわ、なんつーか誰も頼りにできんじゃないか。全滅状態。去年から言い続けている問題点は何一つ解決してないしなあ。そもそも解決しようって気がないでしょ?。もー本格的にほっとこ。付き合いきれん。
つー訳で今月はなんかダメダメな感じ。風邪もひいたし、心も疲れた。のんびり温泉でも行きたいなあ。ふぅ。
で、まる2日間。眠りに眠りまくった。おかげでやっと復調の兆しが・・・眠り過ぎて頭&背中が痛い。明日、会社に行ったら一波乱あるんだろうなあ。でも仕方ないじゃん。どーせーっちゅうの。
スーパースターだろうが何だろうが、風邪っぴきの前には皆平伏すしかないのであった。
また風邪ひいた(かも知れない)。だりー。ドリスタン飲んで寝よ。
実家に戻って、何て事は無い時間をこうして過ごせるのも、なんつーか幸せな時間なのよねえ。普通が普通にあることの幸せ。ちょっと困っちゃうのが、母親の手料理が美味しくてついつい食べ過ぎてしまうN$@!#I,$:0_$,$b$?$l$k!uB@$k!J>P!K!#
その後、電車を乗り継いでラーメン屋「純蓮」へ。以前に来たときはお腹を下す直前の不安定な状態だったので、あんまり味とか覚えてなかったのだが、今回はラーメンをちゃんと楽しめた。美味しいんだねえ。満足満足。
札幌に戻って、時間を潰しつつ、お土産を買いつつ、千歳空港に向かう。行きが始発便なら帰りは最終便なのであった(苦笑)。空港でもお土産(自分用)を買い込み、北海道を後にする。
羽田に着いたのは12:00ちょっと前、自宅に着いたのは1:00ちょっと前。ちょいと強行スケジュール(苦笑)。まあ、いろいろ予定外の事もあったけれど、それはそれで面白い成り行きになったりして、良かったんじゃないだろうか。なんて思いつつ、やっぱり漠睡。皆さん、お疲れさまでした。
この日の夜も海の幸を堪能。以前に行って好評だった店「くし路」。今年もやっぱり美味しかった。がしかし、この時点で疲れはピークに達していた。風呂入って、コーヒー飲んで、ドーナツ食って、早々に眠る。うむ〜。
朝の8時に北海道にいるってのも、かなり奇妙な感じ。そのままバスでキロロへ向かう。天気いまいち。今年はファンスキーをレンタルしたのだ。最初は覚束なかったのだけれど、徐々に慣れてくるとそれなりに楽しめるようになって来た。なにせ身動きがしやすいのがイイ!。休憩中、サングラスの柄の部分の滑り止めゴムが無くなっているのを友人の指摘で気が付いた(笑)。程々にスキーを楽しんで札幌市内ホテルへ向かう
毎年、ジンギスカンをバカみたいに食い散らかしてたので、今年は大人っぽく海の幸を楽しむ事に。友人が調べて来てくれたそれっぽいお店で夕食。魚は美味しいんだけど、それ以外はまあまあって感じ。毎年恒例、角のミスタードーナッツでフレンチクルラーを買い込み、ホテルに戻る。ハードな仕事明けだったからか、体力的な消耗が激しく、早目に就寝。漠睡
冒頭での、ロンドンの町全体がゴーストタウン化したシーンは見応えアリ。所謂、終末思想と言うか終末都市のイメージ。映画「バニラスカイ」の冒頭にも似たようなシーンがあったっけ。なかなか凄い風景だ。周りに人が誰もいなくなった時、それでも人は生きるべきなのか、死ぬべきなのか、この作品ではそういう選択を観ている者に突きつける。最初のキャッチとしては申し分無いイメージなのだが、その後が続かない。最終的にはフツーのヒューマニズムに終始してしまったのが残念。2通りあるエンディングはその迷いが感じられるねえ。冒頭の衝撃度による期待感が高かった分、後半がちょっと残念。★★☆☆☆
で結局、そのケツを拭くのは現場の僕らなんだなあ、これが。まあ、考えるだけ考えますけどね。もしダメだったとしても、その責任取るのはこっちじゃないから(これは明白)。乞うご期待って感じかな。アホくさ。
また、今年はビル・ヘイリーと彼のコメッツ(この「彼のコメッツ」という邦訳が妙に好き!)。が「ロック・アラウンド・ザ・クロック」をヒットさせてから、つまりロック生誕50周年(何がロックの起源か?ってのは諸説ある)ということで。それに即した企画盤のリリースも相次いでいる。比較的に真っ当なのが「グッデイズ~ロックンロール50。エルビスのオリジナル曲がこうしたオムニバス盤に収録されるのは異例の事。なかなか気合いが入っている。
しかし、なんだか奇妙なオムニバス盤もある。「フジヤマ・ロック」は日本で50年代に起こったムーブメント「ロカビリー・ブーム」の音源を集めたもの。なんとも微妙。ちゃんと(と言うか・・・)東京ビートルズも収録されているねえ。ビートリーな僕でさえ、東京ビートルズは聴いた事すらないのだが、誰かプレゼントしてくれないかなあ?(笑)。
一本目。映画「ラストサムライ」を観る。もう、いろんな意味で有名な映画なので明治維新、政府に軍事顧問として招かれた米軍大尉は、急速な欧米化に異を唱えた勝元盛次との戦いに破れて捕虜となるが、囚われの身として季節を過ごすうち、侍の生き様に触れた彼は少しずつ変わっていく・・・という物語。トム・クルーズ製作&主演の入魂の一作。主に感じたことは以下の3つ。
その1。同じ時代劇なのに、ハリウッドが本腰を入れて作るとこうも「画」が違うのかってのが良く分かって面白い。なんつーか、色も光も何もかも違う。一言で言えば、安っぽく無いんだよね。ちゃんとしてる。いや、ちゃんと「ハリウッド映画」になってるのが興味深い。スタイリッシュな時代劇!(なんだそりゃ?)。邦画が邦画そのまんまで世界に進出できないのは、感性の部分ももちろんあるけれど、技術的な部分がかなり大きいんじゃないかなあ。とにかく明確に「画」が違う。
その2。トム・クルーズが意図したかどうかはさておき、オスカー候補になった事でも分かるように、この作品は(結果的にせよ)完全に渡辺謙の映画になっちゃってる。トム・クルーズが食われちゃってるって訳でも無いんだけど、誰が一番に目立ってたかと言えばそれは間違いなく渡辺謙だ。それにしても、どうして山奥に住む一介の武士が英語をスラスラと話せてしまうのだろう?(笑)。
その3。あと、舞台となる村とか、広大な平原での戦のシーンなど、頑張ってはいるんだけど、どうみても日本には見えないのよねえ。なんつーの、空の色とか、気の生え方とか、山の感じとか、明かに外国の景色なんだよねえ(ロケ地はニュージーランドだそうな)。日本にはもう、この手の景色を再現できる場所が無いからなんだろうけど、これはやっぱり違和感があるよ。
とまあ、つらつらと書いてみたけれど。映画としては中の上って感じ。ハリウッドが描いた「侍魂」。★★☆☆☆
二本目。映画「候補者ビル・マッケイ」を観る。アメリカ上院議員選挙。本命の現職議員の対抗馬として、若手の弁護士が担ぎ出される。最初は理想に燃えていたのだが、策略が渦巻く選挙戦に苦しむ中で次第に自分の政治理念を失っていく・・・という物語。主演ロバート・レッドフォード。アカデミー脚本賞受賞。
選挙のメカニズムを皮肉たっぷりに描いた、所謂「政治内幕ドラマ」。党大会のダイナミックな演出の傍らで、徐々に孤独になって行く候補者の虚しさを、若き日のレッドフォードが淡々と演じている。70年代の如何にもレッドフォード作品という感じ。選挙戦が始まる辺りからすっかり見入ってしまうのだが、これは選挙速報に見入ってしまう感覚と良く似ている。政治や選挙というのはそれだけで面白く見えてしまうものなんだよねえ。映画としてはちと地味か?。最後の台詞が今も昔も変わらないアメリカの弱さを象徴しているようで興味深くはある。★★☆☆☆。
そしてMac mini。確かに小さい(リンクしたページ上部の「Macをお選びください」のサイズ対比に爆笑)。5万円台のMacの登場は、中堅Macユーザの僕としてはかなり衝撃的。メモリ256MBはちょいと少ないね。友人にこのMacのサイズを口頭で説明するときに、適当な喩えが思い付かなくてちょっと悩んだのだが、何の事は無い「弁当箱」だこれ。機能的には同じような製品はあるんだけど、Appleがやると何か一味違うように見えちゃうところがAppleの凄いところ。
映画「華氏911」を観る。内容はまんま彼の著書「おい、ブッシュ、世界を返せ!」なので省略。単刀直入に映画として面白かったか?。これがいまひとつなんだな。前作の「ボウリング・フォー・コロンバイン」は銃社会の病巣を鋭く、しかもお茶目に指摘していて非常に(こういっちゃなんだが)楽しかったのだが、今作はどーもこの「お茶目さ」が希薄なのである。もちろん要所にギャグは散りばめられているんだけど、スカッと笑えないというか、なんかマジっぽ過ぎて退屈しちゃうのよねえ。前述の本を読んでしまった人間にとっては、それの繰り返しに市議無い訳で、ちょっと物足りなかった。ガムをクチャクチャしながらブッシュ支持を表明するブリトニー・スピアーズは面白かったけど。アメリカってアイドルにも政治的な意見を言わせちゃうのよねえ(まあ、戦時下だからってものあるけど)。★☆☆☆☆。
僕が私服で出社するようになったそもそもの切っ掛けは・・・話せば長いんだが、要は「こんな会社、いつだって辞めてやる!僕が必要ないんだったらいつでもクビにしろ!」という思いの具現化みたいなもんだった。それに、基本的には僕の担当分は社内作業が殆どなわけで、スーツ着る意味がまるで無かったのである。だったらできるだけ動きやすい、より効率的な服装の方が望ましよねえ?という気持ちもあった。当時、話題になっていたアメリカのソフトウェア系の企業における、オープンな雰囲気(当然、みんな私服)への憧れみたいなものも合ったかも知れない。とにかく、そのときの沈着した会社の雰囲気を何か変えたい気分でいっぱいだったのを覚えている。
あれから早数年。いつのまにか「若手」とは呼ばれなくなり、仕事的にも年齢的にもすっかり中堅に位置し始めた今日この頃。やっぱりスーツを着る意味は見出せないのだけれど、ポーズとしてのスーツ着用という意味は何となく理解できる。そのポーズを逆に上手く利用してやれ、っていう考え方も何となくは理解できる。スーツをカッコ良く着こなすって事への憧れもある。けどね・・・う〜ん、なのである。スーツを「ちゃんと」着るってのは大変なんだよねえ。こだわり始めるとキリが無い。金もかかるし(これは大きな要因である)。
偉くなりたい訳でも、金が欲しい訳でも無いんだから、ポーズを取る必要は全く無いんだよねえ。スーツを制服だと考えると、ロックの世界で言えばKissみたいなバンドだろうな。Kissが自らのコスチュームによるイメージを巧みに利用している事は良く分かるし、その姿勢はある意味でカッコ良いと思う。でも、僕が好きなのはフツーの服装でカッコ良い音を出しているバンド、例えばJourneyみたいな感じなんだよね。なんか喩えがヘンテコだけど。これを理解してもらうのは不可能なんだろうなあ。
映画「ターミナル」を観に行く。東欧のある国からニューヨークに来た男がJFK空港に着いたとき、その男の祖国で革命が起きパースポートが無効になってしまう。米国への入国を拒否され、帰国もできない男の空港暮らしが始まる・・・という物語。監督スティーブン・スピルバーグ、出演トム・ハンクス、 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ 。はっきり言って、ストーリーは大した事無い。わざわざ男がニューヨークにやって来た秘密が最後に明かされるのだが、それも今ひとつ説得力に欠ける。空港のターミナルを忠実に再現した巨大なセットとは裏腹に、(実際にモデルがいるにも係らず)どうもストーリー自体にリアリティが感じられない。その「面白いんだけど、なんとなく座りが悪い感じ」は、演出、音楽、脚本、撮影、俳優の演技まで全てがとにかく手堅く収まっちゃってるところにも原因があるような気がする。う〜ん、ここ最近のスピルバーグ作品はみんなこんな感じだな。娯楽作品であっても、もっとこう表現欲みたいなものがヒシヒシと伝わってくるよーな?、そういうのが無いよねえ。興行という意味での映画としては秀作なんだけど、それ以上でも以下でもない感じ。まあ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは相変わらず美人の美しさと適度な笑いを楽しめたんだから、それでいいじゃないか。★★☆☆☆
お昼過ぎに帰宅。特にする事も無かったので、手持ちのDVD「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」を観る。正月からこの映画ってのもなんだが、名作は名作。やっぱり面白い。
なんつーか、休み疲れが溜まったのか、ちょっと横になったらそのままグースカ眠りこけてしまった。明日から仕事。今年も頑張り過ぎないように頑張らなければ。
夕方頃、母方のいとこが実家に遊びに来る。半年前から東京に職場が移ってたのだが、こうやってゆっくりと話をするのは何年振りだろう?。久しぶりの親戚との団らん。機会を作って飯でも食いに行かなくちゃな。