菅首相、首相公邸に自民・福田元首相を招きおよそ40分間会談 APEC首脳会議で助言求める
菅首相は16日夜、首相公邸に自民党の福田元首相を招き、およそ40分間会談した。
福田元首相は「今度、APECがあるからね。わたしの(G8などでの)経験を話した。準備の問題とか、仕組み全般」と述べた。
会談後、福田元首相は、11月に神奈川・横浜市で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議で、菅首相が議長を務めることから、「意見を聞きたい」と助言を求められたことを明らかにした。
福田元首相は、北海道・洞爺湖サミットなどの議長としての経験を話し、「役所を信頼して会議に臨むことが成功のもとだ」と伝えた。
また、日中関係に関する話はなかったとしているが、福田元首相は、中国指導部とパイプを持っていることから、助言をしたとみられる。
また、会談では、福田政権時に頓挫した民主党と自民党の大連立も話題にのぼり、今後の政局に波紋を広げるとみられる。
(10/17 00:44)