日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの社会ページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画アーカイブズ

QAなう


  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 社会
  3. 国際ニュース

作業員退院 サングラスかけ続ける可能性

 チリの鉱山落盤事故で地下約700メートルから無事救出され、北部コピアポ市内の病院に入院中の作業員33人のうち3人が14日夜(日本時間15日午前)退院した。残りの作業員も順次、病院を後にし、17日までに全員が退院する見通し。同病院が明らかにした。

 これにより作業員は約70日間の地下生活、療養を経て、本格的に社会復帰を進める。作業員の健康状態はおおむね良好だが、地下生活が長期にわたったことから、退院後も半年間は心身のケアを受けることになる。

 病院によると、退院した3人は「あらゆる活動が可能」な状態。目を保護する特殊サングラスは必要はないものの、当面かけ続ける可能性もあるという。

 作業員のうち、2人が急性肺炎を患うなどしているが、治療の経過は良好という。作業員は通常の食事をとっており、1日3回の検診を受けているとしている。

 心的外傷後ストレス障害(PTSD)については、短期間で発現するものではないとする一方で、ストレスに長期間さらされていたため、33人すべてに起こり得ると指摘した。

 一方ゴルボルネ鉱業相は14日、救出に使われた縦穴を埋める方針を明らかにした。

 33人は病院で同日、家族やピニェラ大統領のほか、救出用カプセルに乗って縦穴を下りるなどした救出隊員の訪問を受けた。(共同)

 [2010年10月15日10時36分]


関連ニュース








社会ニュース

記事バックナンバー


政治ニュース

記事バックナンバー


経済ニュース

記事バックナンバー


国際ニュース

記事バックナンバー





この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます

  1. 1  丸川珠代議員が夫への支援必死に訴え - 政治ニュース




日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 社会
  3. 国際ニュース

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS LLC

ここからフッターナビゲーションです