ちょっとした気の緩みが大きなうねりとなり、ファンからの驚異的な反響を呼んだ。
「先日の報道はすべて私に責任があります。みんなの模範にならなくちゃいけないのに…。キャプテンの資格がない。辞任します」
15日深夜1時、秋元は生出演した「オールナイト−」の冒頭で、チームKのキャプテン辞任を涙ながらに電撃発表。その衝撃発言から間もなく、生放送中のスタジオには激励メールが殺到した。
「本当に辞めちゃうの? チームKのキャプテンは才加さんしかいません」「キャプテンを辞めることこそ無責任じゃないですか! そんなこと言わず、逃げないでがんばってください」
リスナーからのエールが、一緒に出演したメンバーたちによって読み上げられる。放送後も次々と届いたメールは、通常の5倍にあたる約5万件に達した。
今月9日に広井氏が秋元の部屋に泊まっていたことが、週刊誌の報道によって発覚。秋元は番組内で改めて熱愛関係を否定し、「私はメンバーの梅田彩佳と2人暮らしなので、何も考えていませんでした。私が提出しなくちゃいけないアンケートを書いている間に広井さんが寝てしまって、梅ちゃんと相談して、寝かせてあげることにしました」と釈明した。
秋元の突然の発表に驚いたのは、ファンだけではない。河西智美(18)、倉持明日香(21)を加えた3人で放送が始まったが、番組中には梅田、宮澤佐江(20)、松原夏海(20)ら6人と、チームAキャプテンの高橋みなみ(19)がスタジオへ。梅田は「こんなことになるなんて」と言葉を詰まらせた。
16日、東京・秋葉原のAKB48劇場にも、通常の20倍にあたる約1000件の激励メールが届いた。関係者は「こんなに反響は大きいとは思わなかった」と目を丸くし、今後のチームKについて「しばらくはキャプテン不在でいきますが、代役を立てるのか検討していきたい」と話した。
放送終了間際、秋元は「ケジメとして辞任しましたが、逃げるつもりはありません。また、キャプテンになれるように見守ってほしい」とキッパリ。みそぎをすませ、力強く宣言した。