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水の都・大阪の魅力再発見…11・28大健康チャリティーウオークin中ノ島

カット
天神橋の下を水上バス・アクアライナーが通過する。「水の都・大阪」を実感できる光景だ

 「大健康チャリティーウオークin中之島」(報知新聞社主催)は11月28日、大阪城公園音楽堂を発着点として5キロ、10キロ、15キロの各コースで初開催の昨年に続き、行われます。大会本番を前に、その行程の半分を占める中之島周辺を歩き、「水の都・大阪」の魅力を再発見。また、中之島の情報を紹介する専門誌「月刊島民」編集部によるアドバイス「景観の楽しみ方」もチェックし、奮ってご参加ください。

 昼過ぎから青空が広がった。気温は27度。格好のウオーキング日和だ。スタート地点はもちろん大阪城公園音楽堂。午後2時に歩き始めた。

 大阪城の京橋口を出たのが同30分。川崎橋を渡って八軒家浜の対岸を天神橋へ。橋中央のらせん状のスロープを下りると中之島だ。(2時46分、3726歩、1・8キロ)

 中之島は東西約3キロの中州。天神橋の下がその東の端だ。ここから大川は南北に分かれ、南側は土佐堀川、北側が堂島川と呼ばれる。先端には展望デッキとともに噴水がある。午前10時以降の毎時0分と30分から5分間、川に向かって放水される。晴れた日には、水しぶきの中に虹が見える。

 天神橋の橋げたをくぐると、中之島公園の芝生広場だ。遠くに中央公会堂の赤レンガが見えてくるが、橋を降りて川面に近い目線になっているため、いつもと景色が違う。最初は公会堂が阪神高速の下敷きになったようだが、バラ園の手前まで来ると、今度は難波橋の上に乗っているよう。さらにバラ園橋から見ると、背後の大阪市役所や高層ビルが借景になるが、高さで負けても公会堂の堂々たる風格は、かえって強調されるから不思議だ。振り返ると雄大な天神橋、前に公会堂。中之島で一番の絶景だ。(3時30分、9050歩、4・5キロ)。

 休憩後、午後4時に再スタート。この日のコースは10キロを想定。そのため肥後橋から引き返す予定だったが、どうしても中之島の西の端を見たかったので、そのまま堂島川沿いに田蓑橋、玉江橋を渡った。

 堂島大橋は南口を通過したときには気付かなかったが、遊歩道から振り返って眺めてみると、ビル群をバックにした小ぶりのアーチが、何とも言えない風情だ。さらに上船津橋を渡り、次の船津橋の南側が中之島の西の端だ。(4時50分、1万3659歩、6・8キロ)

 東端に比べると少し寂しいが、端建蔵(はたてくら)橋、湊橋、昭和橋、さらに水を流す水管橋の上に、阪神高速神戸線「中之島西入口」がアーチを描いている。コースを少し外れていろんな場所から眺めてみると、西の端もかなりダイナミックな光景だ。中之島を端から端まで歩いてみると、普段は気付かない魅力が分かってくる。

 この日のウオーキングは、中央公会堂まで引き返す変則コースで、休憩を含めて所用3時間40分、距離9・1キロだった。

 ◆開催要項

 ▽実施日 11月28日(日)

 ▽コース 大阪城公園音楽堂発着

 ▽部門別スタート時間 15キロの部=午前10時、10キロの部=同11時、5キロの部=午後0時30分※各部門のスタート1時間前より随時受付。

 ▽参加費 高校生以上500円、小・中学生300円(当日申し込みは200円増し)。

 ▽申し込み方法 報知あるくLOVE事務局(TEL06・7732・2018)まで(午前10時~午後6時)連絡を。事前受付参加申込用紙を送ります。
主催 報知新聞社
協賛 山本化学工業(株)、JTB旅物語
主管 NPO法人 大阪・関西歩け歩け協会
後援 大阪府、読売新聞大阪本社、読売ファミリー
協力 (株)アシックス、中敷と靴専門店「異邦人」、キヤノンマーケティングジャパン(株)

 ◆特色

 ▽チャリティーオークション 参加費の一部とともに、売り上げを大阪府みどりの基金へ寄託。その趣旨に賛同する有名人から「お宝グッズ」の提供を受けて実施される。阪神タイガースの金本知憲選手からは「2000本安打記念ネックレス」と「直筆サイン入り450本塁打パネル」など。本紙野球評論家の桑田真澄氏は自ら田植えをし、収穫した“桑田米”の3点セットを用意。また、NHK連続テレビ小説「てっぱん」に出演中の歌手・川中美幸さんらの出品も決まっている。

 ▽大抽選会 参加者に大型液晶テレビなどの豪華賞品が当たる。その他の主な賞品はデジタルカメラ、ウオーキングシューズなど(協力各社提供)。また、各種イベントには、ビリーズブートキャンプでおなじみのビリー・ブランクス氏が昨年に続き登場。本紙野球評論家の安藤統男氏、掛布雅之氏、工藤一彦氏、金村義明氏も参加する。

 ◆昨年の様子が写真特集でご覧頂けます。こちらからどうぞ。

 ◆景観の楽しみ方

 「月刊島民」編集者・大迫力さん 中之島の魅力は、まずは橋です。建築の専門家に聞くと、橋を設計する時の基本はサイドビューだそうです。渡るだけでは美しさは分かりませんから、全景が見える位置で、端から端まで見渡すことをお勧めします。

 例えば、天満橋から天神橋を見ます。天神橋は2つの川をまたぐ大きな橋で、どっしりとしたダイナミックな景観です。手前の八軒家浜の船着き場にはたくさんの船が行き来しますし、天気がいいと川面が光を反射してきれいです。

 また天満警察署の前からシュールな光景が見られます。手前に鳥居があって、その向こうに鉾流(ほこながし)橋と中央公会堂が見えて、上を高速道路が走っています。いろいろな時代の建築物が重なって、まるで大阪の地層を見るようです。(談)

 ◆月刊「島民 中之島」 京阪「中之島線」の開業に合わせて2008年8月に創刊されたフリーペーパー。毎回、中之島エリアの魅力や歴史を特集している。京阪主要駅、書店などで無料配布。

 ◆中之島ウオーキング・データ 1万8223歩、消費529キロカロリー、燃焼脂肪33・2グラム

(2010年10月13日11時51分  スポーツ報知)

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