［ボクシング］西日本協会会長、ＷＢＯとＩＢＦへの加盟を要望

　西日本ボクシング協会の度紀嘉男会長（５９）は１５日、ＪＢＣ（日本ボクシングコミッション）に対し、日本未公認のＷＢＯ（世界ボクシング機構）とＩＢＦ（国際ボクシング連盟）への加盟を要望する申し入れをすることを表明した。この日の理事会で承認したもので、今後は日本プロボクシング協会とも連動を図る。

　狙いは人材流出のストップと世界挑戦機会の拡大だ。関西では、元ＷＢＣ、ＷＢＡ世界ミニマム級王者の高山勝成（２７）がＪＢＣに引退届を提出し、ＩＢＦ王座に挑戦する動きがある。度紀会長は「第２の高山を防ぎたい」と説明。ＪＢＣの安河内剛事務局長は「正式な話が届けば議論の土台にはなる」と協議に入る可能性を示した。