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◆フェニックスリーグ 横浜9―4中日=申し合わせにより10回制=(15日・久峰)中日が15日、打線の不安を露呈した。宮崎でのフェニックスリーグ、横浜戦でクリーンアップに森野、和田、ブランコを並べ、荒木、谷繁らベストメンバーで最後の“前哨戦”に臨んだが、プロ未勝利の3年目・阿斗里の前に沈黙した。
これが決戦の舞台でなかったことが、せめてもの救いなのか。序盤から右腕にまったくタイミングが合わず、6回まではパーフェクトピッチングを許す屈辱の展開。7回1死から野本が左前安打を放ったが、阿斗里、小杉の継投の前に9回までわずか1安打。特別ルールにより10回に奪った4点は、1軍登板もない高卒ルーキーの安斉を攻めたものだった。
全日程終了後に全選手の出場選手登録を抹消。12日から4日間の“ミニキャンプ”を、短期決戦の戦力を見きわめる期間ととらえていた落合監督にとっては、不満の残る結果だったに違いない。「なんで全員抹消したか、理解していない人間がいる。まだふるいにかけている段階。ちょっと寂しいかな」と珍しく本音をのぞかせた。CS最終S(ナゴヤD)開幕まであと4日。モチベーションの高まるここからが、チームとしての勝負になる。
(2010年10月16日10時04分 スポーツ報知)