谷議員の選択に民主党内賛否両論

　柔道五輪金メダリストで民主党の谷亮子参院議員（３５）が現役引退を表明したことに対し、同じ民主党からも賛否両論の声が上がった。ともに行動することも多い先輩の森ゆうこ参院議員（５４）は「大ファンだったので残念。２足、３足、４足（のわらじ）でもはけると思い、アドバイスをした」と明かしたうえで「素晴らしい政治センスをお持ち」と、政治家としての飛躍に太鼓判を押した。

　“小沢ガールズ”の三宅雪子衆院議員（４５）は「ヤワラちゃんはいつも明るく、元気で、決して弱音を吐かない。どんな世界でも一流になれる人」と絶賛。引退後も「政治活動を応援したい」とした。

　一方、元Ｊリーガーの友近聡朗参院議員（３５）は「そもそも、選挙に出る時、（二足のわらじは）現実的には難しいなと思ってた。レベルは違うけど、同じスポーツ出身なんで、きついのは分かる」とズバリ。今後は「スポーツのことで力を発揮してくれるでしょう」。

　谷氏が参院選に出馬した直後から「二足のわらじは無理。柔道に専念した方がいい」と指摘していた村越祐民衆院議員（３６）は「政界も引退、とならないように頑張ってください」と厳しい意見だった。

（2010年10月16日06時02分  スポーツ報知）

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