エクアドル金山で落盤　４人が坑内に閉じ込められる

　　南米エクアドル南部ポルトベロ近郊の金鉱山で１５日未明、トンネルの落盤が起き、作業員が坑内に閉じ込められた。閉じ込められているのは４人とみられ、救助隊が同日、捜索を続けた。４人が生存しているかどうかは不明。米メディアなどが報じた。

　作業員がいるのは地下約１５０メートルの地点と伝えられ、英ＢＢＣによると、救助隊員は酸素を送り込むための金属パイプを地中に打ち込もうと試みている。

　ＣＮＮテレビ（電子版）は、４人が閉じ込められたとみられる場所には一定量の空気があり、５〜６日間は生存可能とのエクアドル当局者の見方を伝えた。

　ＤＰＡ通信などによると、坑内への地下水の浸透が落盤の原因の可能性があり、作業員が閉じ込められたとみられる場所が泥に埋まっていることもあり得るという。 （ＡＰ＝共同）

[ 2010年10月16日 12:58 ]