アサクサペア終戦…今季最終戦は最下位

＜ＪＢＶツアー第８戦　ペボニアカップ２日目＞新ペア結成か！？　第４試合で勝利した菅山かおる（左）を笑顔で祝福する浅尾美和 Photo By スポニチ

　ビーチバレー国内ツアー最終戦ペボニアカップ第２日は１５日、千葉・ファミリーオ館山で行われ、女子敗者復活戦で、浅尾美和（２４）、草野歩（２５＝ともにエスワン）組は浦田景子（３２）、由比初美（３０＝ともにフリー）組に０―２で敗れ、最下位の７位で、今季最終戦を終えた。今大会限りでのペア解消は決定的で、浅尾は来季の新パートナー候補に菅山かおる（３１＝ＷＩＮＤＳ）が浮上しているが、今後については明言を避けた。

　ペア結成後初の最下位で終戦となった。“アサクサ”は最後までチグハグなプレーを続けて、格下ペアにストレートの完敗。タイムアウト中も、２人は距離を置いて座るなど壊れた信頼関係が修復されることは最後までなかった。

　結果の出なかった屈辱の１年を振り返り、浅尾は「初めて同級生と組んで、いろんなことがあった」とこれまでの苦悩を口にし、草野は「私は勝つ自信があったが、勝てなかった。悔しい思いしか残っていない」と無念さを吐きだした。

　今月末から参戦予定だった海外ツアーもキャンセルしており、今季限りのペア解消は決定的だ。浅尾は試合前にコートに入る際、前の試合で勝った菅山と笑顔で祝福のタッチ。急浮上している来季のパートナー候補と意味深な行動も見られたが、今後について「特に何も決まっていない」と話しただけだった。

[ 2010年10月16日 ]