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諏訪耕平の研究メモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-10-16

自分の子どもを守るためなら他人は不幸で構わない

「出産を選ぶなら辞めなさいよ。担任を続けるなら堕ろしなさいよ!」


それからの出来事といえば、予想通り。母親たちは電話や手紙などで不満を訴え続けた。園長に直接言いに行った母親もいたらしい。そんなすったもんだの末、1学期終了の日に突然、担任の先生が退職することが文書で伝えられた。文書には「子育てに専念するために退職」と書いてあったが、もちろんそんなことは嘘だろう。本当に子育てに専念できるといううれしさの中にあるなら、泣きはらしたような目で子供たちを送り出したりしないだろう。

いまさら気づいたこと|職業婦人の生きる道 坂戸恵美

うん,まあ,僕は保育園という空間は大好きですが,大好きなので,こういう話はしていったらいいんじゃないかと思います。こういう出来事を誰かがきちんと書き留めて,「悲しいこと」として残しておくことには意義があると思います。でないと誰も気づかないんですよ。自分らの「文化」の異様さに。

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