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【プロ野球】

ヤクルト 韓流右腕獲得へ 06年WBC代表のぺ・ヨンス

2010年10月16日 紙面から

 ヤクルトが、韓国サムスンのペ・ヨンス投手(29)の獲得へ向けて調査していることが15日、分かった。

 韓流スターのような名前のペ・ヨンス。球歴も本家に負けず華やかだ。2000年にプロ入りすると、04年は17勝を挙げ最多勝とMVPを獲得。05年は最多奪三振のタイトルを手にし、アジアシリーズではロッテとの決勝に先発。06年はWBC韓国代表に選ばれ、1次リーグアジア予選の日本戦と本戦の準決勝日本戦に登板。1次リーグではイチローに死球を与えた。通算成績は291試合で84勝72敗3セーブ。07年に右ひじを手術したが、最近は140キロ台後半が出るようになった。

 今オフにフリーエージェント(FA)となるペにヤクルトも注目。引き留めを目指す守護神・林昌勇の代理人との交渉のため韓国入りしている奥村編成部課長が、現地で視察。関係者によれば先発、リリーフをこなした計2試合を見たという。

 今季の推定年俸は2億7000万ウォン(約2000万円)。ヤクルトの球団幹部は「手ごろなところじゃないか」と語り、別の球団幹部は「うちは林昌勇と李恵践の残留も検討している段階。調査する中で見に行っている」と語った。小川監督は先発投手の獲得を希望しており、先発もリリーフもできるペ・ヨンスは補強ポイントと合致する。

 

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