中国で多くの化粧品類から発がん性物質を検出…香水では9割超
サーチナ 10月15日(金)16時46分配信
北京市疾病予防抑制センターによると、中国国内で市販されている化粧品、香水類、シャンプーやリンスなどを調べたところ、多くの商品から発がん性が指摘されているフタル酸エステルが検出された。香水類では、9割以上から検出されたという。中国新聞社が報じた。
スキンケア用品では47.1%、シャンプー・リンス類では30.0%から検出された。
フタル酸エステルは、フタル酸ジメチルやフタル酸ジエチルなどの総称。プラスチックに柔軟性を持たせる可塑剤などとして使われているが、発がん性や、生体の働きを混乱させる内分泌攪乱物質(かくらん・ぶっしつ)、いわゆる「環境ホルモン」との指摘がある。(編集担当:如月隼人)
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◆解説◆
人類が産業活動を通じて作り出した化学物質は、食品に混ざるだけでなく、皮膚や口などの粘膜から吸収されて、健康に影響を及ぼす危険が大きいと指摘されている。皮膚などからの吸収は「あまり注意されていないが、実際には問題が大きい。しっぷ薬などを考えれば、さまざまな化学物質が皮膚から吸収されることが、よくわかる。消化器から吸収した場合と比べて、身体による解毒の働きも、よく効かない」との指摘がある。
北京市疾病予防抑制センターの調査対象には含まれないが、歯磨きやマウス・ウォッシュなども、成分に要注意との見方がある。
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最終更新:10月15日(金)16時46分
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