サムスン・エバーランド、希望退職を実施へ

 サムスン・エバーランドが、希望退職による人員削減を行うことが分かった。

 サムスンは15日、系列会社のサムスン・エバーランドがこのほど、インターネットの社内掲示板で希望退職の申請受付を始めたことを発表した。エバーランドによると、希望退職者は全社員4000人の2-3%程度を見込んでいるという。

 同社が人員削減に乗り出したのは、リゾート事業部の収益率が急速に悪化しているためだ。

 同社の関係者によると、「希望退職者には退職金のほか、慰労金と6カ月間の転職支援プログラムを準備している」という。サムスングループでは今年6月にも、サムスン生命が希望退職を実施し、550人を削減した。同グループの関係者は、「今のところエバーランド以外の系列会社で希望退職を実施する計画はない」と話している。

チョ・ジュンシク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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