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2010年10月15日(金) 19:15 |
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IPUから2人が世界ジュニアに挑戦
モロッコで行われる20歳以下の世界一を決める大会、柔道世界ジュニア選手権。 IPU・環太平洋大学からは、2人の選手が世界タイトルに挑みます。
IPU1年、63キロ級の安松春香選手と52キロ級の谷本和選手。 ともに日本連盟のジュニア強化指定選手です。 今月行われた学生日本一を決める全日本学生選手権。 安松選手は決勝でIPUのキャプテン片桐夏海選手と対戦しました。 同門対決を優勢勝ちで制し、IPU初の学生チャンピオンに輝きました。 安松選手は組み手の強さ、そして気持ちの強さを生かし、常に一本を狙う日本古来の正統派の柔道が持ち味の選手です。 谷本選手は昨年のインターハイ王者です。 先月の全日本ジュニア選手権では、20歳以下の日本チャンピオンに輝きました。 今年もフランス、韓国の国際ジュニア大会で優勝していて、世界の舞台に特に強い谷本選手。 得意技は大外刈りで、独特のリズムの組み手から足技へ繋げる変則的な攻撃もできる選手です。 IPU初の世界タイトルへ向け、2人の1年生が世界ジュニア選手権の大舞台に挑みます。 気迫を前面に出す安松選手と常に冷静な谷本選手。 対照的な2人という印象を受けました。 ちなみに谷本選手について古賀総監督は「教え子でオリンピックで2度金メダルを取った谷本歩実選手と苗字が同じことも何かの運命と捉え、谷本2世と呼ばれるような大きな選手になってほしい」と話していました。 まずは世界ジュニアでの2人の活躍を期待しましょう。
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