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2010年10月15日(金) 19:15 |
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猛暑の影響から回復しない野菜も
全国的に高騰している野菜です。 このところ気温が下がり次第に出荷も増えてきたため、価格はようやく落ち着きを見せ始めています。 岡山市中央卸売市場でも一安心といった様子ですが、猛暑などの影響がいまだに回復しない野菜もあるようです。
異常気象と言われた今年の夏。 天候は私たちの食卓を直撃しました。 野菜の価格高騰です。 岡山市中央卸売市場でも、あまりの野菜の価格高騰に一時悲鳴が上がりました。 そんな野菜も気温が下がるにつれ、少しづつ出荷数も増加。 これに伴い価格も落ち着きを見せ始めていると言います。 今月はじめ、市場でのレタスの取引価格は1個600円台だったのが、15日は約130円。 市場で扱う野菜の平均価格は、今月5日の284円から、14日が218円。 10日あまりで23%も下落しています。 秋の味覚マツタケは東北地方で豊作となり、価格も安いということです。 夏の猛暑で全国的に大打撃を受けたパセリ。 出荷量は完全には回復していません。 岡山市北区畑鮎でパセリを生産する藤原勉さんです。 藤原さんはパセリを40年間生産してきた中で、今年の夏は特別だったと話します。 今年パセリは全国的に不作となり、品薄状態が続きました。 そして市場では10月上旬、1キロ1万円を記録しました。 現在は信州地方からの出荷が増えたことで価格は下落しましたが、それでも1キロ2500円から4000円。依然として高値が続いています。 一時高値止まりを見せていた野菜も価格が下がりはじめ、市場関係者は一安心といった様子ですが、生産農家にとってはまだまだ厳しい状況が続いています。
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