記事入力 : 2010/10/16 09:53:47
北朝鮮で日本のアダルトビデオが社会問題化
米自由アジア放送(RFA)は15日、最近北朝鮮で外国のアダルトビデオが急速に広がり、社会問題化していると報じた。
北朝鮮の内部消息筋は同局に対し、「当局は国産DVDのみを再生できるプレーヤーの生産を増やしたり、外国製プレーヤーの基板を国産に交換したりする措置を講じているが、市場では外国のわいせつ物を求める人がますます増えている」と話した。
中国との国境に位置する両江道恵山市の住民は「最近市場でよく売れるのはわいせつ映画で、大半は日本のものだ。わいせつ物が急速に未成年者の間に広まり、社会問題になっている」と話した。
平安北道の消息筋は「市場に行けば、密輸された中国製のDVDプレーヤーを容易に購入でき、機器さえあれば、DVDのコピーをいくらでも作ることができる。外国のわいせつ物が急速に広がり、プレーヤーがある家にはわいせつDVDが1-2枚ずつあるほどだ」と話した。
同局は、北朝鮮には成人向けの映像に関する分類基準がない上、適切な性教育も行われていないため、わいせつ物による悪影響を懸念する保護者が多いと伝えた。
ある脱北者は「北朝鮮では外部のテレビ放送を見るのが困難だが、DVDなどを通じ、わいせつ物や韓国のドラマまで楽しむ住民が少なくない」と証言した。
アン・ヨンヒョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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