ゲストさんログイン /ブログを作る

統合検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

[PR]三原じゅん子の無料ダイエット

【バック・トゥ・ザ・80'S】Vol.3  ゲームの可能性を広げた80年代のミッキーマウス 「パックマン」今昔物語

2010年10月07日11時20分 / 提供:日刊サイゾー

日刊サイゾー
【バック・トゥ・ザ・80'S】Vol.3  ゲームの可能性を広げた80年代のミッキーマウス 「パックマン」今昔物語
 アナログとデジタルの過渡期であった1980年代。WiiもPS3もなかったけれど、ジャンクでチープなおもちゃがあふれていた。足りない技術を想像力で補い、夢中になって集めた「キン消し」「ミニ四駆」「ビックリマンシール」......。なつかしいおもちゃたちの現在の姿を探る! 

 日本が世界に誇るサブカルチャーの一つが、ビデオゲームだ。

 最近はもっぱら海外ゲームの勢いに押され気味ではあるものの、やはり芸術的なドット絵とチープなピコピコ音、そしてアイデアに満ちた80年代のビデオゲームこそ、日本製ゲームの原点にして至高である!

 そんな日本製ゲーム史の始まりを1978年の『スペースインベーダー』とするなら、ゲームの可能性を広げた作品として『パックマン』をぜひ挙げておきたい。ポップなキャラクター要素や縦横無尽にキャラを操作できる自由度という点で、非常にエポックメイキングだった『パックマン』がリリースされたのは1980年のこと。2010年でちょうど生誕30周年を迎える。

 今年はそんな記念すべきアニバーサリー・イヤーというわけで、10月2日より秋葉原のアートスペース「アーツ千代田 3331」にて、「パックマン展−80's to 10's ゲーム&カルチャー」が開催されている。

<画像はこちらから>

 80年代ハンター的には、このイベントに注目せざるを得ない! ということで、さっそく足を運んでみた。


■偉大なる先人、『パックマン』の歴史を振り返る

 アメリカでは、家庭用ゲーム機「Atari2600」に移植され約500万本を売り上げた他、アニメ、レコードが大ヒットを記録。「80年代のミッキーマウス」と称され、今もなお世界中で愛され続ける「パックマン」。

 そんな「古今東西のパックマンを一堂に集めてご紹介する初めての展示会」(公式サイト紹介文より)である当イベント。「古今東西」とは聞き捨てならない一言である。これは期待するなという方が無理な相談だ。

 ウキウキしながら会場に足を踏み入れると、まずはパックマンの筐体がお出迎え。会場に設置されているゲームは全て無料でプレーできるようだ。おもむろに、まずは1パックマン(プレー)! ひとしきり堪能したところで横を見れば、これまで発売された『パックマン』グッズがズラリ。さらに、『パックマン』の企画書やキャラデザイン資料も展示されており、思わず感動してしまう。「バック・トゥ・ザ・80's」的に最大の注目展示プログラムは、家庭用ハードに移植された『パックマン』が全て展示されている一角だ。

 先述の、一世を風靡したアタリ社のゲームハード「Atari 2600」に始まり(なんと実機をプレーすることも可能!)、AMIGAで、ファミコンで、インテレビジョンで、MSXで動く『パックマン』を思う存分堪能することができるのだ!(AMIGA、MSXは正確にはパソコンだけど)

 80年代を駆け抜けたお宝ハードが一堂に会するなんて! ゲームファンでなくとも、部屋いっぱいに展示される大量のゲームハードに、家庭用ゲームの歴史の重みを感じることができるはずだ。

 『パックマン』の歴史を辿る展示のみならず、ゲームデザイナーでもある女子美術大学短期大学部教授・伊藤ガビン氏による『パックマン』の可能性を探るアート作品や、フランス人アーティストのニコラ・ビュフ氏による新作オブジェも会場を飾る。その他、多くのアーティストや識者たちによる、『パックマン』をテーマにさまざまなイベントも予定されている「パックマン展−80's to 10's ゲーム&カルチャー」。

 ゲーム・キャラクターという枠を超え、カルチャー・アイコンとして世界中で愛される『パックマン』を通じて、ゲームの歴史や文化を振り返ってみてはいかがだろうか。なお、「パックマン展−80's to 10's ゲーム&カルチャー」は10月11日まで開催。入場は無料なので、ショッピングのついでにでも軽く足を運ぶもよし、だ。


■『パックマン』の生みの親・岩谷徹氏が語る『パックマン』の時代!

ビデオゲーム黎明期より活躍し、『パックマン』を生み出した男・岩谷徹氏。会場を訪れていた岩谷氏に、突撃インタビューを敢行! 『パックマン』が生まれた1980年代とはどんな時代だったのか? そして次の『パックマン』は一体どんなゲームなのか? 気になるところを聞いてみた。

──『パックマン』がリリースされた当時、ゲーム業界はどういう雰囲気でしたか?

「最初は白黒モニタの『ジービー』というゲームを作っていたのですが、それがカラーになり、解像度もだんだんと上がっていって、クリエイターとして表現したいものが少しずつ描けるようになってきた。いわば、新しいキャンパスを手に入れることができたような時代でした。また、続編ものではなく、新しいゲームを作ることがゲーム業界の使命だった時代だとも思います。新しいコンセプトを創出する喜び、他社からそれが出るという悔しさ。あの時代の面白さは、そういう部分でした」

──当時、岩谷さんがライバル、目標としていた相手は何でしたか?

「やはり米国のアタリ社ですね。常に新しいコンセプトのゲームを出してくるという姿勢も含めて、アタリが自分の師匠でした」

──80年代というと、日進月歩で技術が発展した時代だと思います。コンピュータの発展に伴い、パックマンも手足が生えたり鼻が伸びたりしていきました。『パックマン』が時代の変化に対応して、どんどん進化できた理由は何だと思いますか?

「まずシンプルなゲームシステムで作られていた、ということがあります。『パックマン』のルールに対して、『もっとこうした方がいい』とおっしゃる方もいましたが、自分は限界までそぎ落として、あらゆる可能性を考えぬいて『これ!』というものがあればいいと思っていました。逆に『パックマン』は無駄がないキャラデザインとゲーム内容だったので、何を足しても本質は変わらなかったのだと思います」

──今後、どんな『パックマン』のゲームを作ってみたいですか?

「歌うパックマンのゲームを作りたいと思っています。映画でいうと、『ブルース・ブラザーズ』、音楽でいうとポップスのような、『あ〜、楽しい!』って思えるようなノリのいい『パックマン』のゲームを作りたいです」

──ありがとうございました。
(取材・文=有田シュン)

・パックマン展
<http://www.3331.jp/schedule/000638.html

・パックマン ウェブ
<http://pacman.com/>



【関連記事】
【バック・トゥ・ザ・80'S】Vol.2 世代を超えて愛される地上最速ホビー「ミニ四駆」今昔物語
【バック・トゥ・ザ・80'S】Vol.1 手のひらに広がる大冒険!「ゲームブック」今昔物語 
あのころ、みんな子どもだった......「ロッチ」を生んだ"赤い海賊"コスモスの伝説
関連ワード:
クマ  ゲーム  ミッキーマウス  アニメ  アイコン  
Ads by Google
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

関連ニュース:クマ

関連商品

become
クマのシャボン玉
756円
ベネッセの総合通販サイト「ショッピングモール」
クマさんのドールハウスバッグ
3,738円
ベネッセの総合通販サイト「ショッピングモール」
可愛く煌めくスワロフスキーのクマさんネックレス
3,129円
イマージュ
PINK HOUSE カーネーションクマ ドレスハンガータオル2枚セット
4,830円
QVCジャパン

エンタメアクセスランキング

注目の情報
ダイエット・セットを無料贈呈
私、三原じゅん子は-14kgのダイエットに成功しました!
世界モンド・セレクション2年連続受賞の「ダイアレス・ロイヤル」
セットをダイエットに成功するまで無料でもらってください!


とにかく即ダイエットしたい方

タレント検索

写真ニュース

AKB48のウォーキングにギャル熱狂 【エンタメ画像集】 チーム『医龍』を外された女優の意外な評判 店員に向かって「綺羅星!」+ポーズ! スタドラ【羞恥プレイ?】キャンペーン開始、ゲマズ本店はガチ 杉本彩が一夜限りの高級クラブのママに! 「家族とは距離を置いて成長を見守る」
エビちゃん、“大人の女”に変化/ガールズアワード 東京ゲームショウ2010 コンパニオン特集(TGSガールズコレクション) 「成長か整形か?」 「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」新キャラクター4人を発表
「事実ではありません!」……イケメンシェフ川越達也氏が入籍報道を否定 「ダンガンロンパ」店舗別予約特典を発表 「AV女優が本気でやるボランティアは売名or贖罪」織田真子インタビュー
おすすめメルマガ
池田信夫

「オンデマンド経済学講座」(2)財政は破綻するのか

池田信夫メールマガジン

堀江貴文

【Vol.038-3/3】『ノーベル賞発表・郵政法案閣議決定・朝青龍断髪』

堀江貴文のブログでは言えない話

杉山茂樹

(18)初めて「陣」を張った韓国戦

杉山茂樹のたかがサッカー、されどサッカー。

特集

アクセスランキング

  1. 板野友美 板野友美

    AKB48のメンバーとして活躍。ホリプロの芸能人女…

  2. 織田真子 織田真子

  3. 秋元才加 秋元才加

    『AKB48』チームKのメンバー。

  4. 水川あさみ 水川あさみ

    1996年、CM『旭化成「ヘーベルハウス」』でデビューし…

  5. イモトアヤコ イモトアヤコ

    ワタナベコメディスクール第3期生。中学時代からの俊…

オススメの番組

ケータイでニュースを見る
QRコード 行きの電車、帰りの電車で
livedoorニュースを読もう!
ケータイにメールを送る
livedoor サービス: