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2010年10月16日 (土)

早大三銃士、最後の練習公開日

  15日は早大の練習公開日ということで、取材に行ってきました。「佑観マダム」とも呼ばれる(弊紙が書いているだけ?)ファンも約100人が集結し、立大戦に向けて最終調整するナインに熱視線を送っていました。斎藤佑樹投手にその話題を振ってみると「きょうは、多かったですね」との答えが。13日には「プロ志望届」を提出し、「早大・斎藤」もいよいよカウントダウンに突入。アマ野球記者としては正直、一抹の寂しさも感じます。11月からはプロ野球担当の取材範囲になるからね。娘を嫁に出す父親の心境-と表現しては、言い過ぎでしょうか。詳細は16日の弊紙で(ヤワラちゃんにスペース奪われちゃったけど!)。

・東伏見の早大グラウンドは普段、記者の立ち入りはNG。早慶戦前には報道陣への練習公開はしないということなので、純白の練習用ユニに身を包む「早大三銃士」もこれが見納めとなりそう。「プロではどんな選手に?」との問いには、福井投手が「みんなに愛されるような選手になりたい」と意外な回答で沸かせました。ドラフトではプロから一番人気の大石投手は「プロでやれる自信は?」との質問に「自信は正直、あんまりないです」。どこまでも謙虚な男。マウンドに上がると、豹変しちゃうのに!

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・三銃士のスリーショットがいい感じだったので、画像を斎藤君にメールで送ると、すぐに返事がきました。短いセンテンスでしたが、ジーンとくる内容でした。

・そんな斎藤、大石の両投手に加え、中大・沢村投手の「BIG3」が表紙の「報知グラフ ドラフト完全ガイド」がこのほど発刊されました。出版局はわたしが20代後半の青春時代を過ごした古巣。今号では斎藤、大石、福井の三銃士原稿を書かせてもらうなど、お手伝いさせていただきました。表紙はレトロな感じですが、中身の写真がいいです。ぜひともご購入下さい。

http://www.magazine-hochi.com/books/graph1011.html

・「完全ガイド」の企画で、早大・應武監督には、「三銃士をそれぞれ漢字一文字で表してください」と色紙をお渡ししました。9月の秋季リーグ戦開幕戦の試合前、「カトーくん、書いてきたよ」と頂いた封筒を開けると、実に達筆なことよ! 的確な一字を自ら考え抜いた言語センスもお見事です。4年間、苦楽をともにした指揮官ならではの、想いが伝わってきます。難しいリクエストに応じていただき、どうもありがとうございました。

・10月後半の予定を立てていたら、前半の度重なる「雨天中止」の影響で、東都大学野球リーグの日程が超過密に。アマ野球担当記者も慢性的な人手不足で、「10・28」まで休みなく働くことになりそうです。心身共にシンドイ時期ですが、運命の日を待つ選手に比べりゃ、何てことない。ビタミン剤を飲みながら頑張ります。

・最近、仕事はハードですが、日常でうれしかったことを2点。

(1)武道館にて安全地帯のライヴを鑑賞。生まれて初めて買ったアルバムは、小学3年の時に購入した「安全地帯III 抱きしめたい」。あれから27年、初めてナマ玉置を堪能する機会に恵まれました。唄がめちゃくちゃ巧い。メロディーが凄まじく、いい。80年代の曲なのに、古さは微塵も感じさせない。玉置さんの「曲が最高&スキャンダルで世間を沸かしまくる」を両立させるロケンローラーとしてのキャパシティには、70年代のジョン・レノンを思わず想起してしまいます。ヤバイです。

(2)来年2月27日の「東京マラソン」の参加者に当選しました。フルマラソン挑戦は08年12月のホノルル以来、4度目になります。自己ベストは97年2月、勝田マラソンでの3時間45分ジャスト。近年の老化は激しいですが、ほどよく練習して臨みたいと思います。

 この秋、神宮球場で読者の方々から話しかけていただくことが、増えました。厳しいご意見を賜ることもありますが、実にうれしいことです。ありがとうございます。随時連載「佑終の秋」もご購読よろしくお願いします。

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長嶋茂雄

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