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ドラフト外れ1位“打者”東海大相模高の一二三が急浮上…阪神

打撃でもプロ注目の東海大相模高・一二三

 阪神は14日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフトの指名候補を約60選手に絞り込んだ。早大・大石達也投手(22)を1位指名する方針を再確認したが、外れ1位に東海大相模高の一二三(ひふみ)慎太投手(18)が急浮上。夏の準V右腕を投手ではなく、未来のクリーンアップとしてリストアップした。

 さまざまな事態を想定した結果、新たなプランが生まれた。約2時間に及んだ白熱の会議。黒田編成部長が偽らざる本音を口にした。「一番困るのは抽選に外れたときにどうなるのか。シミュレーションが難しい」。外れを除けばドラフト1位の抽選クジが11連敗中。ツキに見放され続けてきた球団事情も踏まえ、夏の準V右腕が急浮上してきた。

 一二三は最速150キロの速球が魅力の本格派右腕で今夏はチームを甲子園準優勝に導いた。だが、猛虎が注目するのは本大会で打率5割7分1厘を誇った打者としての素質だ。「投球も素晴らしいが、打撃も一級品。将来のクリーンアップを打てる素材」と球団関係者。東海大進学から一転、進路をプロ志望に変えた一二三に白羽の矢を立てた。

 今秋のドラフトは早大・大石、斎藤、中大・沢村のBIG3を始め、即戦力投手がめじろ押しとなっている。ただ指名が重複した場合のリスクも大きい。「豊作といわれるけど、1位の12人をそろえるのは難しい」と菊地東日本統括スカウトは説明。球団は投手中心の補強を打ち出す一方で、将来性豊かな高校生にも視野を広げ始めた。

 「今後もスカウトとは個別に話をしていく。選手の順番づけをしていかないといけない」と、黒田編成部長は28日のドラフト会議本番までの入念な準備を強調した。他球団の動向など、あらゆる情報を収集し、金の卵を手に入れる。

 ◆一二三慎太(ひふみ・しんた)1992年9月29日、大阪・堺市生まれ。18歳。美木多中ではボーイズリーグ・ジュニアホークスに所属。3年夏はジャイアンツカップ優勝。高校では1年春からベンチ入りし、2年秋からエース。3年夏は準優勝。184センチ、85キロ。右投右打。家族は両親。

特集   ドラフト候補

(2010年10月15日10時50分  スポーツ報知)

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