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風邪と誤診?虫垂炎の症状で死亡「見分けるのは難しい」

 大阪府枚方市の星ケ丘厚生年金病院で2006年、腹痛を訴え受診した枚方市の男性=当時(43)=が風邪と診断された翌日に虫垂炎による症状で死亡していたことが15日、同病院などへの取材で分かった。

 07年2月に、男性の母親が誤診ではないかと被害を枚方署に申し出たため、同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて関係者から事情を聴くなど慎重に捜査している。

 同病院によると、男性は06年11月23日、嘔吐や腹部の不快感を訴え受診。30代の男性医師は風邪による胃炎と診断し、男性はいったん帰宅した。ところが24日朝、トイレで倒れて心肺停止となり搬送先の同病院で死亡した。その後の検査で、以前から虫垂炎を患い、細菌が患部から全身に広がったことが死因と分かった。

 同病院は「風邪と虫垂炎を見分けるのは難しく、誤診とは考えていないが、捜査には全面的に協力したい」としている。

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