普天間基地の移設問題で、名護市議会は、きょう、辺野古への移設を定めた先の日米合意の撤回を求める意見書と決議の案を賛成多数で可決しました。

　名護市議会定例会は先月の市議会議員選挙で稲嶺市長を支持する与党が過半数を占めて以来初めて開かれたもので、与党側は、最終日のきょう、普天間基地の辺野古移設に反対する意見書と決議の案を提案しました。
　この提案に対し野党議員からは、「辺野古移設の反対により普天間基地が固定化される」などとする声があがりましたが、およそ２時間に渡る審議の末、与党議員らの賛成多数で可決されました。　名護市議会では１９９９年に辺野古への移設促進決議を可決していて今回の移設反対決議で大幅な方針転換となります。
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