パチンコの攻略法などを販売していた大阪の「梁山泊グループ」が法人税およそ2億8,000万円を脱税した罪に問われた初公判で、実質経営者は起訴内容を認めました。 法人税法違反の罪に問われているのは「梁山泊グループ」の実質経営者、豊臣春国被告(59)です。
起訴状によりますと豊臣被告は、架空の仕入れ高を計上するなどして2006年3月期までの2年間で、グループ会社の所得およそ9億4,000万円を隠し、法人税およそ2億8,000万円を脱税したとされています。
14日の初公判で豊臣被告は、裁判長の「間違いありませんか?」という問いに「何もありません」と起訴内容を認めました。
また、検察は冒頭陳述で「被告はグループ会社の出資金を回収できなくなり脱税をはじめ、高利貸しへの返済に充てた」などと主張しました。 (10/14 12:14)
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