
●更新日 10/15●
全部上海。
日本から沢山のものが入ってくる上海。
それは、食品や技術だけではなくセンスや芸術といった感性の部分も入っている。
先週お会いした、上海生まれ日本育ちの女性も、いわば逆輸入のような形で上海で頑張る画家だ。
※恥ずかしいので画像はカットという事で
聞いたところによると、今の日本では到底新人の絵画なんて売れる場所がなく、かなりの日本人が上海に拠点を構えてきているらしい。
その女性が紹介してくれたアトリエ(古い工場跡)も何人かの有名な中国人、日本人画家が拠点にしている。

アトリエそのものがアートみたいだ
購買層を聞いてみると、政府関係や欧米の駐在が多いらしく、日本人は見学にもあまり来ないようだ。

このアトリエのボス曰く、これから日本から有名な画家を沢山呼んで、上海をアジア一のアートの街にするのが夢なんだそうだ。
※実際上海の雑誌を見ると、日本人画家の展覧会が結構あるような気がする。
なんだか、本当に日本のものが全て中国に来てしまうんではないかと思うくらいな勢いです。
少し複雑な気分になります。
以前、楽天の三木谷社長がこんな事を言っていた。
「大きな流れは止める事は出来ない」
これは、今後のITビジネスについて話していた事だが、今の中国事情にも当てはまる事だと思う。
日本から中国に流れる川をどう泳ぎきるかを考えよう。
後日談
上海で知り合った、50代のアート好きおじさんに僕が撮った彼女の絵画を見てもらった。
実物はもっと良いよ。
いたく気に入り、翌日2枚の油絵をご購入していきました。
計??0,000円也。※日本円で購入
そして、○○円マージンもらった・・・
まさかの上海初儲けは絵画ブローカーでしたww
小野田 純
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