記事入力 : 2010/10/15 08:21:33
野球:ヤクルトが林昌勇に3年9億円の残留条件提示
ヤクルトの守護神・林昌勇(イム・チャンヨン)投手(34)は大型契約を得られるだろうか。スポーツニッポンは14日、ヤクルトが今季限りで契約が切れる林昌勇に対し、3年9億円の残留条件を示したと報じた。
2008年に契約金なしの年俸30万ドル(約2400万円)でヤクルトに入団した林昌勇は、4年目にしてその10倍を超える年俸を得ることができることになった。ヤクルトが林昌勇に示した条件は、ヤクルトの投手のうち今年最高額だ。
同紙は「小川新体制で10年ぶりのリーグ優勝を目指す来季に向けて林昌勇の残留は最優先。他の外国人の契約はすべて後回しになった」と説明した。
林昌勇は今季1勝2敗35セーブ、防御率1.46と、来日後最高の成績を収めた。セーブ数は中日の岩瀬に次ぐセ・リーグ2位。防御率はセ・リーグトップだ。
巨人、阪神、中日のセ・リーグ3強が興味を示していることもあり、年俸額はさらに高まる見通しだ。今季巨人は抑えのクルーンが不振で、阪神は藤川球がメジャー移籍を希望していることから、この2球団が林昌勇獲得に乗り出す可能性が高い。
チャン・ミンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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