アジア・ソング・フェス23日開催、AKB48ら出演
今年で7回目を迎える「アジア・ソング・フェスティバル」。アジアの大衆音楽界のビッグスターが一堂に会する大規模コンサートだ。韓国文化産業交流財団、ソウル市、国連児童基金(ユニセフ)が共催し、23日午後5時からソウル・蚕室のオリンピック・メーンスタジアムで行われる。
出演者の中でも、韓国のアーチストの顔ぶれはとりわけ豪華だ。「ライブの皇帝」と呼ばれ、最近ではオーディション番組『スーパースターK2』で、毒舌の審査委員としても注目されているイ・スンチョルがステージに立つ。また、ドラマ『逃亡者PLAN B』(KBS第2)に出演している歌手で俳優のRain(ピ/チョン・ジフン)、韓国だけでなく日本でも各種音楽チャートを席巻しているBoAなど、大物韓流スターも花を添える。アイドルグループでは、「死んでも離さない」のヒットでスターダムにのし上がった2AM、少女時代とともに日本で韓国ガールズグループ旋風を巻き起こしているKARA、4Minuteが注目される。
日本からは、モーニング娘。と並ぶ代表的なガールズグループ、AKB48が出演する。2006年にシングル「桜の花びらたち」でデビューしたAKB48は、東京・秋葉原の専用劇場でほぼ毎日公演を続けながら、実力を培ってきた。中国のジェーン・チャンは、高音が美しい女性歌手で、アルバムを発売するたびに中国の音楽チャート1位に顔を出すスターだ。昨年は米国デビューも果たした。また、台湾のトップスター、鄭元暢(ジョセフ・チェン)は歌手、モデル、MC、俳優として活動するマルチタレントで、中国語圏で高い注目を集める。さらに、マレーシアのマイケル・ウォン、タイのBie the Starらも出演する。
公演の前に行われる、「アジア・新人歌手ショーケース(デビューイベント)」にも注目したい。韓国文化産業交流財団のキム・ギョンヒ事務局長は、「ここ数年間で同フェスティバルは、アジア各国の若者たちに共通の文化を広める場に成長した。今回は、水害で被災した世界各国の数百万人の子どもたちを支援するためのチャリティー募金も行われるため、これまで以上に大きな意味がある」と語った。
- ソウル・蚕室のオリンピック競技場メーンスタジアムで23日に開催される「アジア・ソング・フェスティバル」に出演するアーチストたち。(左上から時計回りに)イ・スンチョル、鄭元暢(台湾)、AKB48(日本)。/写真提供=韓国文化産業交流財団
チェ・スンヒョン記者