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2010年10月14日(木) 19:20 |
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ネットスーパー商戦が本格化
食品や日用品をインターネットで購入できるネットスーパーが人気です。 14日、岡山市内のスーパーが新たにネットスーパーのサービスを始めました。 店舗での売り上げが伸び悩む中、新たな顧客の獲得をと期待が高まっています。
パソコンの画面にトマトやなすびが並びます。 ネットスーパーのホームページです。 急な注文の変更などは電話で対応です。 14日からネットスーパーを始めたのは、岡山市のジャスコ岡山店です。 ネットスーパーとは、食料品から日用品までスーパーの店舗に並ぶ、ほぼ全ての商品をインターネットのホームページから注文できる仕組みです。 担当者が顧客からの注文品を取り分けています。 ジャスコの場合配達料は、1回105円、5000円以上買えば配達料は無料です。 注文後、最短3時間で自宅に届きます。 ネットスーパーは、国内で2000年に登場。 ジャスコを運営するイオングループは、2008年から参入し、これまで全国で118店舗、中国地方ではジャスコ岡山店が5店舗目です。 店舗での売り上げが落ち込む中、ネットスーパーで顧客の獲得を目指す企業が増えています。 岡山市にあるイトーヨーカ堂です。 昨年8月、岡山県内で最初にネットスーパーを始めました。 会員は、開始当初の300人から今や5000人。 利用者は、育児中の母親やパソコンを使う高齢者がほとんどです。 取り扱う商品も3万点と、1年間で3倍に増え、売り上げは年間2億円と全体の5%を越えました。 拡大を続けるネットスーパー。 各社が今後どのようなサービスで消費者を惹きつけるか注目されます。
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