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2010/10/13

【補筆版】統一教会「拉致・監禁」キャンペーンの大破綻

 統一教会が最大の力を注いできた後藤徹氏「拉致・監禁」キャンペーン。政治家の圧力などもあり、1年以上にわたり警視庁、東京地検が捜査を行ってきたが、2009年12月9日に不起訴となった。しかし後藤氏は信者である福本修也弁護士を代理人に検察審査会に申し立て。東京第4検察審査会は10月6日に「本件各不起訴処分はいずれも相当である」と議決した。まるでアウシュビッツにいたかのような後藤氏の写真を撮影したのは、ルポライターの米本和弘氏。私は当初から後藤氏の「姿」について疑問を持っていた。いずれ機会があれば関係者から驚くべき証言があるだろう。統一教会に関心のない方も、この議決文の「9ページ」後半「逮捕監禁致傷」はぜひ読んでいただきたい。「一心病院」(統一教会系)の謀略的な作為が見事に明らかにされている。議決は家族の心情を紹介、「このように申立人のことを大事な、大切な家族として思っている被疑者らが申立人に対して傷害を負わせたとすることについては疑問である」と結んでいる。ここに問題の核心がある。捜査関係者は「統一教会サイドが再び申し立てしても無理」と語っている。以下、議決文を掲載する(クリックすれば拡大)。

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コメント

まあまあ、とにかく統一教会の横暴振りには目に余る。横浜市神奈川区の実家にいたときには、目の前のマンションに統一教会が入り、いやだなと思っていた矢先、問題だらけ。脅しの手紙などが入ってたことも、しょっちゅう。やるならやってみろ、とも思ったが、殺されずに良かったなと思っている毎日です。

後藤徹氏は、自分の意志で家族と暮らし、自分の意志で断食したのに、それが「被害」だと訴えたのですね。

でっち上げの犯罪で、信者に、その家族を刑事告訴させることができるという事実も、統一教会の恐ろしさ、統一教会から抜け出すことの困難さを示しているのでしょう。

米本和広氏の最近の著書に、私でも初めは戸惑いましたが、統一教会信者の多数のブログで米本氏および室生忠氏の著書などが引用されていることで、統一教会の「拉致監禁キャンペーン」の構図が理解できました。

今回の捜査から検察審査会の議決までの過程で、統一教会の主張が真実ではないことが、さらにはっきりしましたね。

今後も統一教会は振り上げた拳を下ろせず、シロをクロだと言い続けるのでしょうか。

統一教会信者のブログは数えきれないほど存在しますが、それに較べると「拉致監禁キャンペーン」を批判するWebサイトは少ないので、私のブログにまとめました。
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/archive?word=%c5%fd%b0%ec%b6%b5%b2%f1

読んで感動しました。統一協会が垂れ流す情報を鵜呑みにしないで本当によかったと思っています。

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