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猪木はなぜ北朝鮮と縁深くなった?

2010年10月14日
スポーツ

関連キーワード :プロレス謎と疑問

【プロレス格闘技・謎と疑問:1】

<Q>勲章もらったり、試合をしたり…と猪木はなぜ北朝鮮と縁深くなったの?

<A>先頃、北朝鮮・親善勲章第1級の授与が大きく報じられたアントニオ猪木。今回は主演映画「ACACIA」に平壌国際映画祝典組織委員会から公式招聘状が届き、実に20回目の訪朝を果たした。10日に行われる朝鮮労働党創建65周年記念式典にも出席する予定だ。いつしか毎年夏の終わりごろになると猪木訪朝というニュースが流れるようになっている。
 日本で一番北朝鮮と交流がある人物といっても過言ではない猪木が最初に訪朝を果たしたのは1994年9月のこと。現在ほど国交が疎遠ではなかった当時、猪木と永島勝司元新日本プロレス取締役は、プロレスの父・力道山の記念碑の設立を訴えるために北朝鮮を訪ねた。
 その会談の中で北朝鮮でのイベント開催案が浮上し、翌95年4月28、29日の「平和の祭典」実現へと至った。
 2日間で合計38万人の北朝鮮国民の前で戦いを繰り広げた猪木は、もはや知らない人がいないほどの有名人となった。2004年には北朝鮮国際武道大会の最高名誉責任者にも就任するなど、その待遇は国賓級。猪木自身も北朝鮮関連には絶対の自信を持っている。それだけに、かつてイラクで平和の扉をこじ開けたように、燃える闘魂が大きな役割を果たす日が再び訪れるかもしれない。
(2010年10月8日付)

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