歌手の近藤真彦(46)が13日、東京・中野サンプラザでデビュー30周年記念全国ツアー東京公演を行った。同ホールでは、87年から97年にかけて47公演をこなした思い出の場所。2222人の来場者には紙テープが無料配布され、13年ぶりの凱旋ステージで、紙テープ舞う往年の公演風景が再現された。
3曲目の「大将」を熱唱中に、客席からの紙テープの嵐を浴びたマッチ。「懐かしいですね、紙テープ。でも残念、あの当時はみんな届いてたのに、四十肩!?こっちから見て一発で分かったけど、角度や勢いが違うもん」とおどけて、“時の流れ”をかみしめた。
ツアーは12月11日の日本武道館公演まで続くが、大みそかのNHK紅白歌合戦にも「こっちがアプローチするものじゃないけど、話が来たらもちろん!!スケジュールは空いてるし」と14年ぶり出場へ意欲的。
またこの日、通夜が営まれた野球評論家の大沢啓二さんとは、ゴルフ仲間で10年前から親交があり「親分はマイクを持つと、歌じゃなくしゃべりで離さない。話が上手でね…」としのんでいた。
(2010年10月14日)