日本ラグビー協会は13日、サモア代表(30日)、ロシア代表(11月6日・ともに秩父宮)とのテストマッチに臨む日本代表を発表。主将でNo.8の菊谷崇ら26人が選出され、初代表はフランカーの谷口到と昨季トップリーグ得点王のFB田辺淳の2人。FB五郎丸歩も復帰した。谷口とともにアジア大会(7人制)代表のSH和田耕二、CTB今村雄太も選ばれた。
対戦成績2勝8敗のサモアと、6年ぶりに来日する同2勝1敗のロシアは、ともに来年のワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会出場を決めている。日本としては本番のA組で対戦するトンガ、カナダを想定した相手で、ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチは「W杯は最低2勝が目標。いい結果を継続して出していくことが必要。2試合とも勝つ」と、意欲を見せた。
(2010年10月13日)