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【芸能・社会】深田恭子「幻夜」で悪女 塚本、柴田を振り回す2010年10月15日 07時52分
女優深田恭子が、作家東野圭吾さん原作のWOWOWの連続ドラマ「幻夜」(11月21日午後10時スタート、全8話)に主演。野望のためなら手段を選ばない謎の悪女役に挑んだ。 4年前に原作を読んだ深田は、主人公美冬を「すごく魅力的だと思っていましたが、まさか自分が演じるとは。原作ではどんどん整形(手術)をしていくので、台本にはそのくだりがなくてほっとしました」とにこり。 「美冬はサイボーグみたいで、心が無くて、感情を押し殺した芝居が難しかったです。本当は何を考えているのか、わたしにも分からず、気持ち良くなくて」と深田。 その美冬に魅せられ、利用される男・雅也役の塚本高史は「今回僕、何人も人を殺してるんです。そのたび殺陣もあって」と疲れた顔で「美冬から離れようと何度も決心するのに『雅也、愛してる』の一言でころっと変わっちゃう。こんなやついないだろうなと思って演じてました」と苦笑。 美冬と雅也を追う刑事役の柴田恭兵も「今回ほど深い悲しみと憤りを抱えた刑事役はなく、8話まで緊張の糸が張りっぱなし」と消耗したが、「追い詰めていくのに、逆に深田さんに誘い込まれるような、目の奥に宇宙が広がっていてセクシーでした。ベッドシーンではないラブシーンみたいで」と悪女ぶりを絶賛。 さらに「個人的には、『柴田恭兵』と『深田恭子』って名前が似ていて、新聞とかで見ると昔からドキッとしてました」と話すと、深田が「お母さんがわたしの名前を人に説明するとき、いつも『柴田恭兵さんの恭の字』って言っていたので、小さいときからすごく意識していた俳優さんなんです」と声を弾ませ、柴田は「そういういい話は、クランクインのときに言ってよ」と残念がった。 (共同)
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