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【格闘技】CIMA組 挑戦者返り討ち2010年10月14日 紙面から
◇ドラゴンゲート オープン・ザ・トライアングルゲート(6人タッグ)選手権▽13日▽東京・後楽園ホール CIMA(32)&Gamma(37)&堀口元気(32)組が、鷹木信悟(29)&サイバー・コング(28)&KAGETORA(28)組を返り討ちにし、3度目の防衛に成功した。リーダーのCIMAがトップロープ最上段から両ひざを相手に落とす、オリジナル技のメテオラで鷹木をフォールする完勝だった。 6人タッグ王座戦を制したCIMAが、再びリングの主役になることを宣言した。試合後「14年半のプロレス人生を見続けてきてくれたファンに、もう1回ええ思いをさせる」と明言。吉野正人が持つシングルのオープン・ザ・ドリームゲート王座に挑戦することを約束した。 吉野への挑戦権は、この日までに行われたくじ引きでCIMAが持ち、吉野本人も対戦を熱望している。だが、CIMA本人が煮え切らず、態度を保留していた。3年前まではドラゲーの主役は文句なくCIMAだったが、このところ他の選手の台頭もあって影に隠れがち。しかし、6人タッグ王座を完ぺきな内容で防衛したことで、心の中が吹っ切れたようだ。 「おれが動いたからには、ベルト取るぞ。何でかって? おれCIMAやぞ」。CIMA節も戻ってきた。 (大西洋和)
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