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月給の5倍でも払う 救出作業員インタビュー謝礼高騰

13日、チリ北部コピアポ郊外の鉱山落盤事故で地下から生還し、娘(左)と喜ぶフランクリン・ロボスさん(チリ大統領府提供)
13日、チリ北部コピアポ郊外の鉱山落盤事故で地下から生還し、娘(左)と喜ぶフランクリン・ロボスさん(チリ大統領府提供)
Photo By AP=共同

 世界の注目を集めるチリ鉱山落盤事故の救出劇。2カ月余りの地下生活から生還した作業員を待ち受けていたのは、大挙して押しかけた報道陣や映画化の話だった。

 事故をめぐっては、8月22日の33人全員の生存確認直後から映画化の話が持ち上がった。チリ人の映画監督オルトゥサル氏は「33人」と題する映画の制作を決め、家族らが救出を待つテント村の撮影を開始。有名俳優起用の話も出始めている。

 米CNNによると、北部コピアポの救出現場には少なくとも39カ国から約1500人の報道陣が殺到。

 フランス紙リベラシオンによると、取材合戦の過熱で、作業員への取材謝礼が高騰。単独インタビューに対し、鉱山での月給の5倍に当たる4500ユーロ(約51万円)の謝礼を提示したテレビ局もあるという。

 2番目に救出されたマリオ・セプルベダさん(40)は国営テレビに出演し「自分は芸術家でも芸人でもない。常に自分であり、鉱山労働者だ」と語っており、作業員側からは騒ぎに対する反発も出そうだ。 (共同)

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年10月14日 10:03 ]

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