日本人駐在の基地に自爆攻撃
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日本人駐在の基地に自爆攻撃

10月14日 17時8分 twitterでつぶやく

アフガニスタンの復興支援のため日本政府が文民を派遣している中部の国際部隊の基地で、男が身に着けていた爆弾を爆発させる事件があり、けが人はありませんでしたが、基地では警備を強化して警戒を強めています。

アフガニスタンの内務省などによりますと、事件があったのは、中部ゴール州の町チャグチャランにある国際治安支援部隊の基地です。13日、男が銃を乱射しながら基地の入り口に近づいて来たため、アフガニスタン人の警備員が応戦したところ、男は身に着けていた爆弾を爆発させたということです。チャグチャランには、日本政府が去年5月から復興支援のため文民を派遣していて、事件当時、基地内には2人の日本人がいましたが、この2人を含め、けがをした人はいないということです。この攻撃について反政府武装勢力「タリバン」は、自爆犯を送り込んだと犯行を認める声明を出しました。チャグチャランなどゴール州は、これまで治安が比較的安定しているといわれ、自爆攻撃は今回が初めてとみられますが、基地を管理するリトアニア軍が警備を強化して警戒を強めています。