経営破綻した英会話学校「NOVA」と「ジオス」の経営を引き継いだ投資ファンド「いなよしキャピタルパートナーズ」(名古屋市)は13日、一部の教室について「NOVA×GEOS」に名称変更する方針を明らかにした。
名称変更は11月1日付。ジオスの167教室のうちNOVAと営業地域が重複していない教室を中心に約50教室を新ブランドに改め、NOVAの教育課程を導入する。
重複する教室のうちジオスの約20教室は閉鎖。受講生は近隣のNOVAに編入するか、テレビ電話でNOVAの通信教育を受けられるようにする。
残りの教室については、従来通り「NOVA」や「ジオス」の名称を使用する。
同投資ファンドは、先に英会話学校「NOVA」と「ジオス」を引き継いだジー・コミュニケーションの創業者で現在は経営から離れている稲吉正樹氏が運営している。