Tips(XX) 攻城戦~GT防衛について

あくまでここで挙げるのは、防衛法の一例に過ぎません。防衛クランのPT構成や装備によって、これは変化するものであり、どれが最適解というのはありません。この例をもって、クランに応じた編成で調整されることを望みます。

ますは添付の図を参照しながら、各防衛タイミングと職ごとに説明します。

※注意
SSは図に比べてかなり適当な位置です。防衛部隊は、戦争前に芝位置・盾位置など細かく煮詰めておいてください。




(1)第一階段上での攻防

まず、第一階段上にヘビーブーツ持ちの盾を配置。
その後、図の青い楕円のように、盾役にかからず、なおかつ階段をフォローできるように芝を引きます。

●各職の動き

1-1.盾

図の赤い☆印が初期位置、赤線はアンセムの範囲です。

まず第一階段上にヘビーブーツ持ちの盾を配置しましょう(添付参照)。

盾2枚目(もちろんヘビーブーツ着用)は第二階段上にスタンバイします。

第一階段が突破されると、後述のように第二階段上が最終防衛ラインとなります。それゆえ、盾の枚数に余裕があれば、第二階段上の盾にもリラをしつつGT横でブロッキング(必要に応じてアンセム)が欲しいところ。さらに余裕があるならば、1枚目の盾にリラする盾、もしくは、芝位置に展開した弓・マゴ部隊をブロッキングする盾が欲しいです。クラメンや傭兵の状況によってかわりますが、まず第一階段と第二階段上にそれぞれひとりずつ必須と考えてください。

行動は2つ。敵はエクソにリラをしながら、芝を剥ぎつつ登ってきます。そして敵エクソはこちらの盾位置に芝を張り、階段上までの突破口を確保してきます。なので、芝を消され、登ってきたところにアンセム、という非常にシビアなタイミングが要求されます。芝さえ張らせなければ、二階のフロア上からITなど範囲攻撃や、一階フロアからマゴ連打、AS、キンドルなどで押し返すことが可能なのです。



1-2.エクソ

第一階段防衛時は、図のように最低でも盾付近に1枚芝を敷くことが必要です(添付参照)。

階段に芝を置くのは、敵エクソを釣ることが目的といっても過言ではないです。もちろん、一階西フロアでエピデASで擾乱攻撃を行う弓たちを守るという名目もありますが。


1-3.弓

弓のできることは意外と少ないです。しかしながら、弓は数いればいるほどいい、というのが現状です。個体の性能如何は別にして、「エピデASが撒ける」というのが必要条件ですが。
まず最上段の二階からASすること、第一階段横の一階西フロアから上がってくる敵兵にエピデAS、キンドルすることが主となります。

また、敏弓やリラをもらえる状況であれば、第一階段上盾位置が便利です。この位置からは、階段を登ってくる敵兵はもちろん、裏門にはりついた敵兵にまでスキル攻撃と通常攻撃(F攻撃)が可能なのです。
ただし、ブロッキングを受けているからといって弓が集中してしまうと、すぐに盾が蒸発します。あくまで弓は「擾乱」、要するに「イヤガラセという名の時間稼ぎ」だと考えてください。そのため、ほとんどは第二階段上でいいと思われます。ただし、ハイドを怠ると、地上からASのタゲにされるので注意しましょう。


1-4.罠師

マゴ、罠プレ、罠アサ、基本的に問いません。
まず階段上に可能な限り罠を置きます。(SS参照)

さらに、相手が上り始めてきたら、盾位置よりちょっと東位置(アンセムの範囲に入らない程度)でマゴを第一階段上に放流しつづけましょう。面白いようにキルがとれます。第一階段が突破されたときは、その場で戦わず、速やかに第二階段まで移行できるよう心がけてください。


1-5.魔法系遠距離範囲

緑の円内が、主なキルゾーンです。
魚などの場合、二階フロアの北西端に集合し、ひたすら盾位置にIT・サンスト・メテオなどを撃ちまくりましょう。呪いを撒けるひとは、第一階段盾位置付近で構えているといいでしょう。呪いは相手の戦力を確実に殺げる、とても重要な手段です。いざとなったらリラもらってでも備えたいところです。


1-6.クレ、エンチャ

魚同様、二階フロアの北西端に集合し、エンチャはバフ・歌を欠かさず、クレは盾にひたすらヒールを集中してください(最北西端から第一階段上盾にヒールは届きます)。盾が倒れると第二階段上の盾にヒールを切り替えるように注意しましょう。テンプルムは適宜に自位置で行いましょう。初期位置はSS参照。



1-7.その他物理火力

できれば、一階盾位置の東と南に何名か配置し、あとは二階フロアで待機でOKです。
一階に配置する理由は、単発でくぐりぬけてきた敵の前衛火力から、味方の弓・罠師を守ることです。また、第一階段の攻防が長引くと、敵は損耗して一時撤退・突撃の再興を図ります。その時の追撃要員としてです。
なお、敵が完全に壊走し、追撃状態に入った場合は、まず火力職から潰してください。盾・クレは放置(サンドやサプ)などで、殺さず生かさずでいいです。いざとなったら放置でもいいです。なぜなら、敵PT(クラン)に合流させないことによって、再度の侵攻時間を延ばすことになるからです。自殺をしに来る場合もありますが、その場合は寝かして放置しましょう。

また、裏門が突破された場合、GT裏(図ではGT北側の城壁)から侵入を許すことにもなります。この場合、すぐに第一階段防衛ラインを放棄して、すぐに第二階段防衛ラインへ移行しましょう。




(2)第二階段での攻防

第二段階段上が、第二盾の基礎位置です(添付参照)。
この位置に遠距離火力・マゴは集合。階段を登る暇がないほどに階段と階段下を制圧しましょう。盾位置まで登ってきた敵は、ITハメに最適です。ここで一網打尽にするのがベストです。エクソが登ってきて芝を置かれると、一気に侵入を許します。そのため、各職の位置、役目を忘れないようにしてください。
また、防衛部隊の半分が壊滅させられた場合、指揮官は即座に次の防衛箇所(他のGT塔orビックドアorレスボン地点など)への再集合位置を明確に伝えてください。壊滅するまで時間を使って構いません。



2-1.盾

まずは第二階段上です(SS参照)。

ここに芝を置かれると、ほぼ詰みになります。アンセムの使いどころが重要です。
同様に、GT塔にもブロッカーがいるとベストです。塔前でブロッキングしつつ、第二階段上の盾や魚にリラできるといいでしょう。

2-2.エクソ
とにかく芝を張り替える作業です。敵が引いたら剥がし、味方魚達の控える後方にも芝を置きましょう。もちろん、レメやマナリラなどの通常業務も適宜に。



2-3.弓

二階に上がってきた敵には、天井があるためASが撃てません。それゆえ、二階の端から、一階にたどり着いた敵へのエピデASが基本となります。
生存能力に自信がある敏弓や体弓は、第二階段上の盾位置から、階段下へキンドル、エピデASを集中するといいでしょう。ただし盾のブロッキングの範囲に入って、盾役に無理をさせないよう注意してください。


2-4.魔法火力

二階に構えて、もうどこからでも敵のいるところに撃ちこんでください。最低2名は、第二階段上の盾位置にITを打てるよう、歌をもらいながら待機してください。状況に応じて、盾位置まで出て第二階段下を制圧するのも必要です。無理に前に出ず、LAは前衛火力に任せましょう。


2-5.クレ、エンチャ

二階に散開した遠距離火力にサルタやバフをまわしつつ、盾にヒールを集中、状況に応じてテンプルムを出してください。第二階段上に火力職が集まっている場合には、互いに声を出して各個で回復や歌の方面分担をするようにしてください。




(3)GT陥落後の攻防

なおGT塔は破壊から復活可能状態まで600秒です。その間に、正門→ビックドア→マスターコアへ敵は侵入してきます。

まず、正門を閉じ、時間を稼ぎながら城内レスボン箇所を確保しましょう。まとまったらビックドア前に集合です。ビックドアへの経路は、城内レスボン箇所から左手ぞいに進み、最初の分岐を左に入ったところです。

ビックドアは、芝・IT・マゴ・盾などで、ジークの防衛戦と同様に行います。弓はエンチャを連れて、西側通路より城壁に登り、ビックドアに集まる敵にエピデAS、キンドルで妨害しましょう。細道に集合するため、敵の芝が少ない場合や隙間がある場合には、魔法職での攻撃も有効です。ただし、相手の弓や範囲魔法も食らう位置なので、それなりの構成(盾やクレ)も用意する必要があります。


ビックドアを抜けられると、次は最終のマスターコア前での攻防戦になります。マスターコアへの経路は、城内レスボン地点から、左手ぞいに進んで二番目の分岐を左です。指揮官はビックドアが落ちそうになったら、早めに破棄決定を下し、マスコアへの集合を促してください。

この時点で善戦できていれば600秒は稼げているので、アサやプレなどで各GTの復活を狙います。敵もGT復活阻止にディスタやドラ・パラなどを配置しますので、それをくぐりぬけて到達できるキャラに任せなくてはなりません。また復活可能になったからといって、即座に復活させるのは悪手です。時間稼ぎできる部隊、できれば全軍をその箇所に進めてから復活させましょう。何も考えずに復活させると、即落とされて、敵もマスコアにはりついたままとなります。

GTが復活すると、敵はマスターコアから再び正門を通って城外へ出て、GT塔の攻略に向かわなくてはなりません。言ってしまえば、マスコアの防衛も、すべてはGT塔復帰と防衛部隊の再編成対する時間稼ぎなのです。



以上、前回攻城戦反省会での提案・検証事項のまとめです。
ちなみにこの手法は、め組所属時代、フォルス防衛の為に試行錯誤の中から産み出された形態です。攻城塔の実装により、よりシビアな判断と精度の高い知識が皆に要求されます。クランのため、アマルのため、覚え、実践し、改善点を洗い出していただけると幸いです。

方程式は不変ではありません。

なおこの場をお借りして、ご無理を言ってこの場を作ってくださったビビさん、ならびに許可してくださったアルヴァさんに感謝いたします。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコンby archne_bbq | 2001-01-01 00:00 | 日記 | Trackback | Comments(0)

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