2010.10.14 13:14
トヨタ自動車が、主力車種「カローラ」の輸出を取り止め、海外生産に移す方向で検討を始めたことが14日、分かった。円高の進行などで採算が悪化しているためで、輸出分の海外移管に踏み切れば、国内生産は約12万台分減少する。
具体的なスケジュールは未定だが、移管先としては、来秋稼働予定の米ミシシッピ工場などが当面の有力候補になる。
まずは、今年4月に米GM(ゼネラル・モーターズ)との合弁工場が閉鎖された後、国内生産で対応していた分を海外に移す見込み。その後、海外工場の生産能力の増強や労働組合との調整を踏まえて順次、移管していく方向だ。
トヨタはカローラの国内生産を来年1月に稼働を始める子会社のセントラル自動車宮城工場(宮城県大衡(おおひら)村)に集約する方針を固めており、これに合わせ、輸出分の海外移管が浮上した。
トヨタでは「輸出カローラを海外に移すことについては何も決まっていない」コメントしている。
懸念が現実に?
国内空洞化の足音